Shivam Patel

[ニューデリー/グワハティ(インド) 19日 ロイター] - インド保健省の当局者は、今夏に確認された熱中症の疑いのある症例が4万件を超えていると明らかにした。熱波が長引き、北東部地域で豪雨による洪水が発生する中、3月1日から6月18日の期間に全土で死亡が確認された人が少なくとも110人に達した。

この時期に北西部と東部で記録された猛暑の日数は例年の2倍だったという。アジア全体で熱波に見舞われている人口は数十億人に達しており、インド北部でも過去最長レベルの熱波が発生し、気温は50度に迫っている。

3月の夏入り以来、ここ数週間に昼夜の気温がともにピークを記録。酷暑で鳥が空から落ちるなどし、病院には熱中症患者が殺到している。

保健省は国と州の機関に患者への「早急な対応」を命令するとともに、首都デリーの病院に病床を増やすよう指示した。

気象当局は今月も通常より高温になると予想。一方、複数の当局は、不均衡な経済成長により都市部が「蓄熱装置」になっていると指摘している。