[カイロ 21日 ロイター] - イスラエル軍は21日、最南部ラファを含むパレスチナ自治区ガザ全域で攻撃を続け、パレスチナ保健当局によると少なくとも45人のパレスチナ人が死亡した。イスラム組織ハマスとの接近戦が繰り広げられているという。

イスラエル軍の戦車はラファ東部、南部、中心部をすでに制圧。西部と北部に進軍している。陸海空からの砲撃により新たな避難民が生じている。

ラファ住民によると、イスラエル軍の攻撃ペースが過去2日間で加速しており、激しい戦闘を物語る爆発音や銃声がほぼ絶え間なく聞こえているという。  

ガザ地区の保健当局によると、ラファの「人道地域」に指定されているマワシ地区で、少なくとも25人のパレスチナ人が死亡し、50人が負傷した。この地区の住民はロイターに対し、2台の戦車がマワシ地区を見下ろす丘の上から避難民が暮らすテントを砲撃したと述べた。

イスラエル軍は、この件について調査を進めているとした上で「初期の調査によると、人道地域に指定されているマワシ地区でイスラエル軍による攻撃が行われた形跡はない」とした。

このほか、ガザ南部の中心都市ハンユニスでイスラエル軍の空爆により父と息子を含む3人が死亡。イスラエル軍はガザ北部のガザ市でも新たな攻勢を続け、空爆で市の職員4人を含む5人が死亡した。現場では行方不明者の捜索がなお続けられている。

また、北部にある難民キャンプ、「ビーチ・キャンプ」では空爆で少なくとも7人が死亡した。