[ムンバイ/ベンガルール 25日 ロイター] - 米格付け会社ムーディーズは25日、インドでは急速な経済成長と頻発する自然災害で水不足が深刻化しており、格付けに悪影響を及ぼす可能性があると警告した。

インドでは毎年夏に水不足が問題となるが、今年は熱波が長引き、デリーやハイテク中心地であるベンガルールなどで状況が悪化している。

これについてムーディーズは「ソブリン格付けや水を大量消費するセクターの信用に悪影響を及ぼす」と警告。その上で「長期的には、水の管理分野への投資が潜在的な水不足のリスク軽減に寄与する」と指摘した。

また「水の供給が減少すると農業生産や産業活動に支障をきたし、食料価格の高騰や収入減で社会不安を引き起こす可能性がある。ひいては、インドの成長を巡る不安定性を悪化させる可能性がある」と警告している。

ムーディーズによるインドの格付けはBaa3で見通しは安定的。