米副大統領「政府閉鎖に向かう可能性高い」、与野党協議が不調

ロイター9/30(火)7:05

米副大統領「政府閉鎖に向かう可能性高い」、与野党協議が不調

 9月29日、バンス米副大統領(写真)はホワイトハウスでつなぎ予算案を巡り与野党の議会指導部と会談した後、双方が合意に至らず、政府閉鎖に向かう可能性が高いとの見通しを示した。写真はワシントンで同日撮影(2025年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 29日 ロイター] - バンス米副大統領は29日、ホワイトハウスでつなぎ予算案を巡り与野党の議会指導部と会談した後、双方が合意に至らず、政府閉鎖に向かう可能性が高いとの見通しを示した。

バンス氏はホワイトハウス前で記者団に対し「民主党が正しい対応をしないため、政府閉鎖に向かうだろう。彼らが考えを変えることを願うが、どうなるか見守るしかない」と述べた。

民主党上院トップのシューマー院内総務は「われわれの間には大きな違いがある」と発言。政府閉鎖を望むなら共和党の判断に委ねるとした。ただ、会談は率直で誠実なものだったとした。

民主党がつなぎ予算案で合意するには医療給付の維持が必要だと主張する一方、共和党は医療と政府資金は別の問題として扱うべきだとしている。

バンス氏は「彼ら(民主党)の案の中には(トランプ)大統領が合理的だと思うものもあった。だが、それらの案を利用して政府を閉鎖しようとするのは合理的ではない」と述べた。

関係筋によると、ホワイトハウスでの会合に先立ち、民主党は現行予算の執行期限を7─10日間延長する案を提示した。これによって合意をまとめるための時間を確保できる可能性がある。共和党は11月21日までの延長を提案している。

共和党上院トップのスーン院内総務は、上院ですでに一度否決された共和党案について30日に採決を予定することで民主党への圧力を強めた。

議会が行動しなければ、米航空宇宙局(NASA)や国立公園などに勤務する数千人の連邦政府職員が一時解雇され、幅広いサービスが停止される可能性がある。連邦裁判所が閉鎖され、中小企業への助成金支給なども遅れる可能性がある。

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