熊本労働局がきょう(4月30日)発表した県内の3月の有効求人倍率は、1.25倍で2か月ぶりに上昇しました。

一方で、求人数、求職者数は、ともに減少しています。

熊本労働局によりますと、仕事を探している人、1人に対して何人の求人があるかを示す先月の有効求人倍率は、1.25倍で、2月と比べて0.01ポイント増えました。

上昇は2か月ぶりですが、求人数は2か月連続で、求職者数は5か月ぶりにそれぞれ減少しています。

RKK

産業別では、自動車や半導体関連の製造業が、需要増を見込んで早めに求人を出していることが求人数を押し上げる一方、宿泊業や飲食サービス業は減少しています。

熊本労働局は、「物価高騰などが雇用に与える影響を引き続き注視したい」と話しています。