ドジャースの大谷翔平(29)がハワイの高級リゾート地にプライベート練習設備付きの推定価格1730万ドル(約26億6000万円)の別荘を購入していたことが明らかになった。ハワイの地元メディア「ハワイニュースナウ」が伝えたもの。大谷はカリフォルニアの不動産会社が進めているリゾート開発計画の“広告塔”となっており、建設予定地を視察している動画などもHP上で公開されている。大谷は元専属通訳の水原一平容疑者(39)が違法賭博で作った借金返済のために1600万ドル(約24億6000万円)以上を口座から騙し盗られたが、その資金があれば、もう一軒別荘を購入できた?!

 「ここは特別な場所。そして、もうすぐ我が家となる場所」

 自身の銀行口座に約3年間もアクセスしておらず、悪質な手口で水原容疑者に1600万ドル(約24億6000万円)ものお金を盗まれていたことにも気がつかず、本来物欲がなく、お金にも無頓着の大谷が“どでかい”買い物をしていた。
ハワイの地元メディア「ハワイニュースナウ」が米スポーツサイトの記事を引用した上で大谷がハワイ島の高級リゾート地「マウナケアリゾート」で開発中の別荘を購入したことを伝えた。
マウナケアリゾートは海岸に面した絶景を楽しめる場所にあり、世界中のセレブが集う最高級リゾート地。ゴルフ場も隣接されている。
今回、大谷が購入したのはカリフォルニアの不動産会社ウエストポイントが同地で7000平方フィートにも及ぶ広大な土地をリゾート開発しているプロジェクトの一棟。同社のHPによると別荘は3つのランクに分かれており、大谷はランドマーク的に最高ランクの別荘が14棟並ぶ「ビスタ」の中で最も見晴らしのいい「ロット7」を購入した模様。同社によると1730万ドル(約26億6000万円)の値がついている。
建物は著名な建築家がデザインする予定で「ハワイニュースナウ」によると「オフのトレーニング用のプライベートな打撃、投球の練習練習施設を備えている」という。おそらく特別に室内練習場のようなものを追加で建設するのだろう。
大谷は、このプロジェクトの“広告塔”を務めており、Tシャツ姿にキャップを後ろ向きにかぶったラフな格好の大谷が、広大な建設予定地を視察している動画がHPにアップされている。
その中で大谷自身がこんなメッセージを発信している。
「僕は、ハワイが大好きです。僕にとってハワイは、太平洋の文化が美しく交わる特別な場所です。そしてビッグアイランドの心静かな落ち着きと美しさが大好きです。そして、僕はマウナケアリゾートのハプナエステーツでパラダイスを見つけました。2つの完璧なビーチ。2つの素晴らしいゴルフコース…その他にも色々あります。僕はこの土地を選びました……そしてここにウィンターホームを建築中です。ここは特別な場所。そして、もうすぐ我が家となる場所」
同HPには「大谷氏は、このプロジェクトの最初の居住者となり、プロジェクトを支持し、将来の新しい購入者と話す契約を結んでいます」とも記載されている。
大谷の別荘は2025年7月に完成予定だという。
前出の「ハワイニュースナウ」は「カリフォルニアを拠点とするこの不動産会社は、大谷の居住がより多くの買い手をリゾートに誘致することを望んでいる」としている。
大谷は年俸が振り込まれる口座とスポンサーフィーなどが振り込まれる口座を持っている。水原容疑者には、銀行からの連絡メールや電話が大谷に届かないように工作され、大谷になりすまして銀行に電話をするなどの巧妙な手口で、年俸が振り込まれる口座を乗っ取られた。
おそらくスポンサーフィーなどが振り込まれる口座は、大谷及び資産管理を任せていた会計士、金融の専門家が管理しており、1730万ドル(約26億6000万円)とされるリゾート別荘の購入代金もそこから動かしたのだろう。同プロジェクトの広告塔として大谷が得るスポンサーフィーがいくらなのかは明らかになっていないが、来年のオフからは常夏のリゾート地ハワイが大谷のオフの活動拠点となりそうだ。