西武OBで名捕手として活躍した細川亨さんの長女でモデル&女優の愛倫さんがベルーナドームの始球式に登場(写真提供・西武ライオンズ)

 西武、ソフトバンク、楽天、ロッテで名捕手として活躍した細川亨さん(44)の長女でモデル&女優の細川愛倫さん(20)が5日、ベルーナドームで行われた西武―ソフトバンク戦で始球式に登場した。
愛倫さんは「アルネットホームスペシャルDay」として開催された試合の始球式に父が現役時代につけていた「27」の背番号と「AIRIN」とネームの入ったユニホームとミニスカート姿で登場。急遽、父の細川さんがTシャツ姿でキャッチャー役を務めるというサプライズの演出があり、笑みを浮かべた愛倫さんは、セットポジションから 可憐なフォームで、その父のミットをめがけて真剣に1球を投じた。だが、投球は三塁側に大きくそれて、立ち上がった細川さんが懸命に動いたがミッドが届かずバックネットへと転々とする“大暴投”となってしまった。
それでも「子供の日」の親子バッテリーの実現に球場はおおいに盛り上がり、父の細川さんは、娘のグラブにその記念ボールを返してハイタッチ。ツーショット写真に納まった。
「ストライクを入れたかったんですけど、変なとこへそれちゃって悔いが残っています。でも楽しく投げられました!お父さんの姿はあまり見てなくて、だからそれちゃったんですけど(笑)今日急きょ、お父さんがキャッチャーになることが決まって、びっくりと同時にうれしかったです。ライオンズは連勝が続いていますので、今日もがんばっていただきたいなと思っています」
現役の女子大生(早大)かたわらモデルと女優業をスタートさせている愛倫さんは、そうコメントした。

(写真提供・西武ライオンズ)
細川親子でハイタッチ(写真提供・西武ライオンズ)

 一方の父の亨さんは「ユニホームでない格好でのキャッチャーは初めてだったので逆にすごい緊張しました。直前練習のキャッチボールでは良かったんですけど、あそこまでそれるとはびっくりでしたね(笑)捕ってあげたかったです」と娘をフォロー。
「息子も娘も、自分がキャッチャーで始球式をするのってあまり例がないと思うので、うれしかったです」と目を細めた。

(写真提供・西武ライオンズ)