5月に岡山県で57年ぶりに開催される全国植樹祭。当日、天皇皇后両陛下の前でも披露される演劇の合同練習が行われました。

(練習風景)
「岡山から林業の新しい可能性を発信していくくらいの気持ちがいるんじゃ!そうだそうだ!」

RSK

開催まで2か月を切り、練習にも一層熱が入ります。物語の舞台は架空の高校。倉敷市出身の俳優で映画監督の前野朋哉さんらが教師を、就実高校演劇部の生徒が教え子を、岡山弁で演じます。原作は美作市出身の作家・あさのあつこさんが書き下ろしました。劇中の音楽は、岡山県産のヒノキを使った楽器で演奏されます。

岡山の森林の未来はどうあるべきか、生徒は熱い議論を交わし、森林の現状を見てその豊かさに気づき後世に継承していく決意をします。

(前野朋哉さん)
「岡山は自然に囲まれて豊かな場所だと改めて思うし、みんなが森の中に包まれているような感覚で芝居できたらいいなと」

RSK

全国植樹祭は5月26日にジップアリーナ岡山で開かれます。