「日本の棚田百選」にも選ばれている岡山県美咲町の棚田で田植えが最盛期を迎えています。
田植え機の音が山間に響きます。すり鉢状の地形におよそ750枚の田んぼが広がる美咲町の大垪和西(おおはがにし)の棚田です。
初夏の風物詩となっている田植えは4月下旬から始まり5月いっぱいまで行われています。標高およそ400メートルの気候ときれいな湧き水が品質の良い米を育てると言われています。
(農家 宮尾廣実さん)
「昼夜の寒暖差があるものですから、実がなってからの充実がバッチリなので、大きくおいしいコメが獲れるように頑張って作業を進めたいと思います」
大垪和西の棚田では8月末から稲刈りが始まるということです。