香川県高松市は、災害時の避難所などで周りの人に支援が必要なことを伝える「あんしんバンダナ」を作り、希望者への配布を始めました。

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縦横75センチのバンダナです。四隅には「目が見えません」「耳がきこえません」などのメッセージが書かれています。

これを首元で結び、伝えたいメッセージを背中に垂らすことで、支援が必要なことを周りに知らせることができます。

高松市は、災害時に障害がある人などが取り残されないようにと昨年導入し、市内のすべての指定避難所に設置していましたが、希望する人に無料で配ることにしました。

(大西秀人 高松市長)
「障害がある人が災害時の避難中でも必要な支援を受けられるように」

高松市の障がい福祉課や総合センター、支所で1人につき1枚配布しています。

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大西市長は「このバンダナを身に着けている人を見かけたら、温かい支援をお願いしたい」と呼びかけています。