パリ五輪の男子レスリングに出場する高松市出身の日下尚選手が、今年度のかがわ21世紀大賞に選ばれ、表彰状が送られました。

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かがわ21世紀大賞の表彰状が、日下選手が所属している神戸市の三恵海運で手渡されました。香川県勢として最初にパリ五輪出場を決め、香川県のイメージアップに大きく貢献したことなどが評価されました。

(パリ五輪レスリング出場 日下尚 選手)
「香川県の人たちの応援というのが、『本当にガンバレよ』というその一言で、自分も厳しい練習を乗り越えるようなパワーになるので」

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この日の夜、三恵海運が壮行会を開きました。日下選手の恩師である日本体育大学の松本監督や盛山文部科学大臣のほか、レスリング関係者らおよそ350人が駆け付けました。

日下選手は、「人生を懸けてパリの舞台に立つ」と決意を新たにしていました。

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(パリ五輪レスリング出場 日下尚 選手)
「自分の前に出るレスリングと、根性を生かしていろんな相手をなぎ倒していきたいと思います。うどんの腰を見せつけます」

日下選手は、今月(6月)ハンガリーで開かれる国際大会に出場したのち、再び日本国内で調整してパリ五輪に備えます。