6月27未明、香川県高松市の路上で、男性の顔を殴り転倒させ重傷を負わせたにも関わらずそのまま立ち去った疑いで、男がきょう(4日)逮捕されました。倒れた男性は、直後に車にはねられ大けがをしました。

傷害と重過失傷害の疑いで逮捕されたのは、高松市塩江町の飲食店経営の男(57)です。

警察によりますと、男は6月27日午前3時11分ごろ、高松市古馬場町の路上で、市内に住む男性(63)の顔を殴る暴行を加えて転倒させ、急性硬膜下血種と脳挫傷の重傷を負わせたにもかかわらず、男性をそのまま放置して立ち去った疑いがもたれています。倒れたままの男性はおよそ3分後の午前3時14分ごろ、走ってきた車にはねられ、右足首を骨折する大けがをしました。男性の命に別状はないということです。

防犯カメラの映像などから警察が男を特定したもので、男は調べに対して「暴行を加えてけがを負わせたことや道路上に放置したことに間違いありません」と、容疑を認めているということです。また、男と男性に面識はなかったということで、男は動機について「相手がしつこくからんできて話にならなかったので腹がたって暴力をふるいました」と話しているということです。警察が詳しくいきさつなどを調べています。