【耳の中にカビ】梅雨の時期に注意 若者の”難聴”が深刻→ワイヤレスなど「イヤホン多用」が背景→”認知症”リスクも 

RSK山陽放送6/16(月)11:00

【耳の中にカビ】梅雨の時期に注意 若者の”難聴”が深刻→ワイヤレスなど「イヤホン多用」が背景→”認知症”リスクも 

【耳の中にカビ】梅雨の時期に注意 若者の”難聴”が深刻→ワイヤレスなど「イヤホン多用」が背景→”認知症”リスクも 

ご存じですか?「イヤホン多用」のリスク

皆さん、イヤホンなどを常に着用することで、耳に様々なトラブルが起こるリスクをご存知でしょうか。

大きな音を聞き続けることが原因となる「難聴」。近年は特に、若い世代で問題になっています。難聴は将来的に“認知症”につながるおそれがあることが分かってきました。

さらに、湿気が増えるこれからの時期、耳が密閉されることで中にカビが生えてしまう症状もあるといいます。

特にイヤホンを多用する若者に多いと言われるこうした症状。気を付けなければならないことなどを医師に聞きました。

(イヤホンを使用する女性)
「普段から何時間も使ったりします。1日に3〜4時間とかは使う」

ーこちらの画像、イヤホンをずっとつけていたことで耳にカビが生えた様子です。

「え〜、ちょっと…え、本当に?ちょっと怖い」【画像①】

【画像①】

ここ数年、街中でも多く目にするようになった、イヤホンをつけて移動する人の姿。

コードのわずらわしさが無い「ワイヤレス式」が普及したことや、周囲の騒音を低減する「ノイズキャンセリング機能が搭載された機種【画像②】」の登場により、日常生活の中で、長時間使用する人が特に若い世代で増えています。

【画像②】

(イヤホンを使用する女性)
「1日に1時間半くらい使う。音楽が日常になってしまって、通勤電車とかでも常に音楽聞かないと。気分リフレッシュするために音楽を聞くので」

利便性が向上した一方、同時に耳の疾患のリスクも高まっていると川崎医科大学附属病院【画像③】の假谷医師は話します。

【画像③】

假谷伸教授(川崎医科大学附属病院・耳鼻咽喉・頭頸部外科)
「よくあるのは耳の中にカビが生えるというやつでして、『外耳道真菌症』(がいじどうしんきんしょう)【画像④⑤】という名前になります」

「原因となるのは、具体的にやはり“イヤホン”ですね、イヤホン・ヘッドホンで耳の穴を密閉してしまうことです」

【画像④】
【画像⑤】

耳の中にカビが生えてしまう『外耳道真菌症』とは?

假谷医師は、湿気が増えるこれからの時期に多く、さらにイヤホンなどで耳を長時間密閉することで湿気がこもり、発症の危険性が高まると警鐘を鳴らします。

【画像⑥】

假谷伸教授(川崎医科大学附属病院・耳鼻咽喉・頭頸部外科)
「ジュクジュク汁が出て、”耳垂れ”と言うこともありますが、耳の穴から膿のような汁がどろっと流れ出てきて、猛烈にかゆいです。いわゆる”水虫”と一緒なので、水虫がかゆいのと同じで、外耳道真菌症も非常にかゆいです

【画像⑦】

“ある日突然耳が聞こえなくなる”若者のイヤホン難聴リスク

假谷伸教授(川崎医科大学附属病院・耳鼻咽喉・頭頸部外科)
「難聴です。若者たちのイヤホン難聴・ヘッドホン難聴というものですね。難聴がじわりじわりと進行するんですね」

『ある日突然パッと耳が聞こえなくなる』と気が付いて、ビックリして病院に来ますが、そのじわりじわりと進行する難聴って、みなさん自覚しない」

【画像⑧】

「大音量の音を長時間聞くことで起こる難聴」。イヤホンを多用する若い世代に増えていると言い、世界保健機関=WHOも警鐘を鳴らしています。こうした疾患を防ぐために、日ごろからどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

難聴は“認知症のリスク”も

難聴はかつては“工場労働者たちの職業病”でしたが、現代では労働環境衛生が整備され職業性難聴が減った反面、若者がイヤホンやヘッドホンで音楽を聴くことによる騒音性難聴が問題になっていると言います。

假谷医師は「認知症を引き起こす原因の中で、一番影響が大きいものが難聴」であると警鐘を鳴らします。若い世代で問題となっている“難聴”に対して、日常から気を付けるべきポイントについて…

【画像⑨】

假谷伸教授(川崎医科大学附属病院・耳鼻咽喉・頭頸部外科)
「難聴に関していえばまずは“正確な聴力検査”が必要になるので、ご近所の耳鼻科のクリニックを受診してもらう」

「あとは、イヤホンを汚い状態で耳の中に入れておくというのはよくないので、イヤホンをきちんと掃除して、あとは耳垢をためているとそれでイヤホンも汚れますので、ベタベタした耳垢のタイプの方は耳垢を掃除しする」

リスクが高まる梅雨〜夏にかけ、対策は?

假谷医師によると、イヤホンを着用する「時間」についての注意点は、個人差もあるので明確に「何時間」という線引きは難しいとしていますが、“外耳道真菌症”については、時間が長くなれば必然的にリスクが増えるということです。

難聴については、音量次第では長時間でも問題はないとのことでした。そして、日ごろからできる対策などをまとめています【画像⑩】。

【画像⑩】

外耳道真菌症については、いま、通気口があるイヤホンも販売されていて、そうしたものだと湿気がこもりにくいということです。

難聴については、イヤホンをつけた状態で隣の人との会話が難しいレベルの音量で聞くのは避けるべきだとしています。

また、テレビなどで数字で表示されるボリュームを参考に、例えば今まで「10」の音量で聞こえていたものが、「15」に上げないと聞こえないなどがあれば、早めに耳鼻科を受診してほしいということでした。

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