プロバスケットボールBリーグ1部の年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)のセミファイナル(SF、準決勝)が19日、沖縄アリーナなどで行われ、琉球ゴールデンキングス(西地区2位)はワイルドカード下位から勝ち上がった千葉ジェッツ(東地区3位)と対戦し、81−63で勝利し、成績を1勝1敗とした。キングスは21日午後7時5分、沖縄アリーナで千葉Jと決勝進出を懸けて対戦し、勝てば2年連続決勝進出となる。

 前半からキングスは攻守ともに強度が高く試合を進めた。今村佳太の2連続3点弾などでリードする展開をつくるも、第2クオーター(Q)に千葉Jにスピードを生かされた攻撃で点差を縮められた。そこから小野寺祥太の3連続3点弾が決まり、43−33で折り返す。

 後半に入ってもキングスの攻守の強度が落ちない。ヴィック・ローがファウルを受けながら得点を決めて、さらにフリースローも決めて3点プレーを成立させた。ジャック・クーリーも前半からの好調を維持して得点を決め続け、追いかける千葉Jを突き放した。

 準決勝もう1試合は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが84−77で広島ドラゴンフライズに勝利した。