国頭村内在住の女性グループが運営するイベント、「第10回うない手作り市」が4、5の両日、国頭村の「道の駅ゆいゆい国頭」で開催された。国頭村に関わる女性(うない)たちが「物づくりにこだわり、地域で頑張る女性と、その一歩を応援したい!」との思いで6年前から開催。地域の良さを発信しようと今回は17組の多種多様の物販やワークショップがあり、来場者らを喜ばせた。

 ゴールデンウイーク中の開催となり、村内外から多くの人々が訪れ、にぎわいを見せた。コロナ禍により一時中断を余儀なくされたが、2年前に再開した。

 イベントは、自分たちの楽しみや仲間との交流をメインに、手作りにこだわる。来場者と共に楽しもうと、地道に活動を続けてきた。来場者の口コミやSNSなどを通じて、村内外に広がり、多くのファンが心待ちにしているイベントに成長した。

 ワークショップに参加したのは山帰来工房(ミニ草履)やあみむのき(マーニかご)など。candypop(皮小物・布小物)やasian bootee.handmade(ハンドメイド洋服・インド雑貨)などの物販もあった。

 今回も自然素材を生かした多彩な体験教室が開かれ、来場者らは各ブースを回りながら好みのワークショップで、子どもからお年寄りまでが丁寧な指導を受け、和やかに会話を交わしながら作品作りに没頭していた。それぞれが興味津々に出品された作品を眺め、好みの商品を購入し買い物を楽しんだ。