16日に投開票された第14回沖縄県議会議員選挙で、争点となっていた米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、反対する議員が県政与党と中立の公明を合わせて24、推進や容認する野党の自民、中立の維新などが24で同数となった。投票率は45.26%で過去最低だった。

 前回2020年の県議選では新基地建設に反対する議員は与党や中立の公明、与党系無所属を含めて29人で過半数を占めていた。新基地建設に反対する勢力は08年の県議選以降、多数を占めていた。

(’24県議選取材班)