チラシを配り最終節への来場を呼びかける(左から)山下泰弘選手、岸田篤生選手、ジョシュ・ハレルソン選手=佐賀市のJR佐賀駅

 バスケットボール男子・Bリーグ1部(B1)の佐賀バルーナーズの選手らが2日、佐賀市内で今季最終節(5、6日・SAGAアリーナ)への来場を呼びかけた。チームは現在29勝29敗。昇格1年目での勝ち越しを目指し、西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの連戦に挑む。

 JR佐賀駅ではジョシュ・ハレルソン選手や満原優樹選手、宮永雄太ヘッドコーチらが、仕事や学校帰りの利用者が行き交う午後5時ごろからチラシを配った。事前告知なしの実施にもかかわらず、多くの人が足を止めてチラシを受け取った。間近で見る選手に「でかい」「かっこいい」と興奮するファンの姿もあり、選手は写真撮影やサインにも快く応じた。

 満原選手は「開幕前はアリーナが埋まるのか不安だったが、平均4千人の来場があり、たくさんのブースター(ファン)の後押しで成長できた。(強豪の)名古屋に1年間の集大成をぶつけ、最後まで一生懸命な姿を見せたい」と意気込んだ。

 選手らはその後、ゆめタウン佐賀でもチラシを配布した。(北川尊教)