食品を寄贈した鳥栖ロータリークラブの天野二夫会長(左)と3社協の代表者=鳥栖市社会福祉会館

 鳥栖ロータリークラブ(天野二夫会長)は8日、フードバンク事業に取り組む鳥栖市とみやき町、基山町の社会福祉協議会にカップ麺やパックご飯などの食料品を寄付した。

 社会奉仕活動として取り組み、カップ麺300食、パックご飯約500食、レトルト食品580食と、会員が持ち寄った菓子類を贈った。

 鳥栖市社協であった贈呈式で、同クラブの天野会長は「意義ある事業となるよう、引き続き頑張っていきたい」とあいさつ。市社協の天野昌明会長は「おかげさまで地域の中でも支援の輪が広がってきている。自立支援者を通じて一人でも多くの人に贈りたい」と謝辞を述べた。

 贈られた食品は、みやき町と基山町は町社協のフードバンク事業登録者や相談者に配布予定。鳥栖市社協はスクールソーシャルワーカーや家庭児童相談員らが自宅訪問時に持参し、支援先との関係づくりや継続的な自立支援活動に生かす。(樋渡光憲)