多久ミュージカルカンパニーが2022年に上演した「未来のワタシに出会うはなし」の一場面=多久市中央公民館

 多久市を拠点に活動する市民ミュージカル劇団「多久ミュージカルカンパニー」(長尾太代表、27人)は12日午後5時から、同市児童センターあじさいでワークショップを開く。団員やプロの指導者と演技やダンスを楽しみ、ミュージカルの魅力を体感する。参加無料。

 メンバーのオーディションも兼ね、得意な歌を披露して台本を読み、簡単な振り付けで踊る。小学1年から大人までが対象で居住地は問わない。体験だけの参加も歓迎する。

 劇団は2010年に旗揚げした。年1回の本公演をはじめ、イベント出演や依頼公演など年に4本前後の舞台をつくっている。活動日は毎週土日の午後5時から8時、レッスン料は月5千円(家族割引あり)。

 脚本・演出の青柳達也さん(49)は「仲間との出会いや絆があって、表現が楽しくなる。劇団であり子どもたちの居場所でもある」と参加を呼びかける。問い合わせは長尾さん、電話080(3228)2395。(花木芙美)