選手にまつわるクイズに正解し、平山詩嫣選手とツーショットで写真に収まる来場者

 バレーボール女子・Vリーグ1部(V1)の久光スプリングス(鳥栖市)のファンミーティングが11日、鳥栖市のフレスポ鳥栖で開かれた。約300人が選手にちなんだクイズ、サイン入りボールが当たるじゃんけん大会などで選手と交流した。

 酒井新悟監督は「思ったような結果は残せなかったが、鹿児島国体優勝など次につなげることができたのではないか」とあいさつ。大竹里歩キャプテンは「この1年、温かく支えていただいて最後まで戦い切ることができた。来シーズン、SVリーグで優勝して恩返ししたい」と決意表明。駆けつけた山口祥義知事は「SAGAアリーナで負けてない。ホーム戦で記録した観客数を更新していけば、自然と結果はついてくる」とエールを送った。

 「平山詩嫣(しおん)選手が遠征や合宿へ必ず持って行く物は?」というクイズに、「糸ようじ」と正解した参加者が平山選手とのツーショット撮影権を獲得した。

 質問コーナーでは、西村弥菜美(みなみ)選手が強打のレシーブへの対応を「手だけでいくと負けてしまう。体を使ってボールをつかまえにいくイメージ」とアドバイス。質問した久光スプリングスU15の今西瑞希さん(鳥栖西中1年)は「分かりやすく教えてくれたのでこれから生かしたい。将来は久光スプリングスでプロの選手になりたい」と話し、間近で見る選手たちは「めっちゃ背が高かった」と話していた。(樋渡光憲)