「ライブズビヨンド2」のロゴマーク

 佐賀県は、新たな文化シーンの創出を目的に取り組む文化芸術祭「LiveS Beyond(ライブズビヨンド)2」の参加企画を募集している。事業費を支援し、専門家が集客力アップなどについて助言する。締め切りは31日。

 ライブズビヨンドは2020年度にスタートし、22年度まではオンライン配信の支援などで新型コロナ下で活動が制限された文化活動を支えた。23年度からは新たな文化シーン創出にチャレンジする企画を支援。肥前の炭鉱王と呼ばれた高取伊好(これよし)が愛した名品が旧高取邸(唐津市)に里帰りした「一日だけの高取家コレクション展」、現代アートと能楽を融合させた新しい舞台「noh play(ノープレイ)」などを採択した。

 7月下旬から来年3月初旬までに県内で開催する文化活動の企画を募集し、約15企画を採用する。新規企画は全額、既存の企画は新規性のある部分の事業費を、500万円を上限に負担する。

 問い合わせは県文化課アーツコミッション担当、電話0952(25)7236。(原田隆博)