戦争を繰り返さないために活動を続ける平和を語る会の皆さん

 今年で戦後79年を迎えます。先の大戦では苛烈を極めた戦火の中で、軍人はもとより銃後の守りに徹した一般国民、殊に女性や子供、お年寄りなど多くの人々が犠牲になりました。このような惨禍を二度と繰り返さないために、次世代に伝える活動を行われています。3月3日に開催された「ありた春フェスタ」の会場でもPRブースを設けられました。(地域リポーター・藤泰治=有田町)

 

 田代 正昭さん(81)=会長

 父親の弟が戦地から傷病兵で帰還した記憶がかすかに残っているくらいでした。

 

 百田 節子さん(87)

 父は私が生後8カ月の時に日中戦争に出征しました。3歳の時に戦死の報を聞きました。

 

 空閑 尊一さん(84)

 父親が出征する前だったか、水田の見回りに馬に乗せてもらった記憶があります。

 

 福山 惠子さん(80)

 父は33歳でサイパンで戦死しました。私が1歳の時でした。

 

 松尾 菊美さん(80)

 私が1歳10カ月の時に父の弟が戦死しました。中学生になってからいろいろと聞きました。