山口祥義知事(左)から県政功労者知事表彰が贈られたレイナルド・ガルシア選手(中央)=県庁

 バスケットボール男子・Bリーグ1部(B1)佐賀バルーナーズ(佐賀市)のレイナルド・ガルシア選手(33)が20日、県政功労者知事表彰を受けた。外国人では初めての受賞で、山口祥義知事から表彰状と記念品が贈られた。

 2020年からバルーナーズでプレーするガルシア選手は、昨季のB1昇格に貢献。今季は全60試合に出場し、1試合平均得点はチームトップの15・6点をマークした。ガルシア選手は「期待以上の仕事ができ、いいシーズンになった。外国人で初めて賞を頂けたことが光栄。受け入れてくれた佐賀に感謝を込めて来季もプレーしたい」と話した。

 山口知事は「わが佐賀ファミリーとして表彰する」と述べ、「ガルシア選手が攻めると会場が沸く。これほど長く在籍する外国人選手は珍しいし、これからもずっと語り継がれていく存在になるはず」と活躍をたたえた。

 県は各分野で県政に貢献した団体や個人を県政功労者として毎年、知事表彰している。(北川尊教)