市民が自由に参加し坂井英隆佐賀市長と意見交換できる「まちトーク」。初回は勧興公民館で開かれた

 佐賀市の坂井英隆市長が各校区に足を運び、市民と意見を交わす「まちトーク」を開いている。市の施策、市長自身の考えを説明し、参加者から多くの質問や意見が寄せられた。全32校区で順次開催していく。

 8日に勧興公民館で開いた初回の会合には49人が参加した。坂井市長は浸水対策や市のデジタルトランスフォーメーション(DX)、子育て支援の取り組みなどを紹介した。参加者が発言したテーマは観光振興や公共交通、子どもたちの遊びの環境など多岐にわたった。

 佐賀インターナショナルバルーンフェスタに合わせて開催されるサガ・ライトファンタジーについては、イルミネーションに工夫を求める趣旨の発言があり、ごみ拾いをしている参加者は「たばこの吸い殻が多い」と指摘して市長の見解を求めた。市長は担当部署と検討を進める考えや、実態調査の方向性を示した。

 坂井市長は就任から約2年7カ月。これまで、農業やアリーナ活用などのテーマであらかじめ依頼した人と意見交換する「円卓トーク」を行ってきた。校区在住者を中心に事前申し込みなしで意見を聞く試みは初めて。次回は7月3日午後7時から赤松公民館で、3回目は20日午前10時から循誘公民館で開く。(川﨑久美子)