見頃を迎えている「大町二千年蓮池」のハス=大町町福母

 大町町の「大町二千年蓮(はす)池」で、「二千年ハス」が見頃を迎えている。弥生時代の実から発芽したハスが池を彩っている。

 モンシロチョウやトンボが遊ぶ池にはピンクの清楚な花があちこちに開き、山からはウグイスが競い合うように鳴く声が響いてくる。花は来月下旬ごろまで楽しめる。

 ハスは「杵島炭鉱変電所跡活用推進会」が2014年、多久市の聖光寺から株を分けてもらって育て始めた。21年の豪雨で土砂が入り大きな被害を受けたが何とか復活。22年には同様に大雨被害を受けた聖光寺の池に株を“里帰り”させて再生を支援した。「災害に負けないハス」としても知られる。

 29、30日には能登半島災害復興支援の鑑賞会も開かれ、ハスの苗や種、小物を販売。抹茶席も設けられる。(小野靖久)