女性の人生は結婚、出産、キャリア、子育て……と悩みや選択のオンパレード! 正解はどれかわからないけれど、自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」を手放すと、自分にとっての最適な答えが見つけられるかもしれません。 『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに聞く「アラフォーの人生相談」。 今回は「子どもが好きすぎて子離れできない」という方のご相談です。

相談:息子は社会人になったけど、好きすぎて子離れできません。

2人の息子がいますが、2人のことがかわいくて、生きがいです。
年子で、長男が浪人したので2人ともこの春から社会人となりました。

それぞれ独立してひとり暮らしを始めたので、家には私と夫だけ。空の巣症候群になるよ、と周りからいわれていましたが、本当に子どもがいない生活は寂しくてツラいです。

毎日メッセージを送り、通える範囲なので惣菜を作っては届けてしまいます。

夫から「そろそろ子離れしろ」と言われ、息子たちからも「そんなに頻繁に来ないで」と言われてしまいました。
生きがいだった子育てが終わり、私は何もしたいことがありません。

どうやったら、この喪失感から立ち直れるのでしょうか。

(東京都 49歳 MEI 自営業)

回答:息子さんが「生きがいのまま」でもいい!

心が追いついていないのに無理に子離れをしようと頑張ったところで、自分の感情とはそう簡単に割り切れるものではありません。

ご自分がまだ子離れしたくないと感じるのであれば、何も精神的に子離れをする必要はなく、これからも2人の息子さんのことを生きがいにして生きていかれても良いのではないでしょうか。

毎日メッセージしてこないでと言われようが、そんなに頻繁にこないでと言われようが、ご自分がどうしても今の頻度でしたいと言うことであれば、し続ければ良いのです。

息子さんたちに感謝して欲しいと願うのは難しいかもしれませんが、MEIさんが一方的に勝手に行動する分には、旦那さんも息子さん達も、MEIさんの行動を制限する権利はありません。

もし息子さん達が本当にそれを迷惑に感じるようであれば、息子さん達が対策を取れば良いのです。返信しない、家にいない日を増やすなど。

そしてまた、MEIさんがそういった形で距離を取られてしまうのが嫌であれば、息子さんたちと話し合い、息子さんたちが望むような程度まで連絡をしたり会いに行ったりする頻度を下げることはできます。

しかし結局はMEIさんご自身の人生です。誰に何と言われようが、自分がしたいように生きれば良いと思います。

また、もし万が一、本当はMEIさん自身も子離れしたいと言う気持ちを「人に言われたからではなく」ご自分自身でお持ちの場合は、他に夢中になれる対象を見つけるしかありません。恋愛の傷はさらに素敵な相手を持ってでしか上書きできないと言うのが私の持論ですが、これと似たようなことではないかと思います。それが旦那さんでも、趣味でも、アイドルでも何でも良いのです。まずはとりあえず色々なものに首を突っ込んでみるのはいかがでしょうか。応援しています。
 

小田桐あさぎ/作家、ネット芸人