夏は冷たいものしか食べられない? そんな弱気では乗り切れない。灼熱の夏だからこそ、スパイス満点のグルメをおすすめしよう。だらだら汗が噴き出せば、身も心もスッキリすること間違いなし! ワイルドにスパイスを使ったグルメ7選をご紹介します。  

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒[神田]

辛さとしびれが口の中を支配する

カラシビ味噌らー麺(カラ増し・シビ増し)。山椒が辛ポイント。
カラシビ味噌らー麺(カラ増し・シビ増し)。山椒が辛ポイント。

カラシビ味噌らー麺900円が基本メニュー。スープは豚骨や鶏ガラ、煮干しなどの濃厚スープに甘みのある信州味噌を合わせた優しい味わいだが、ここにカラ(唐辛子)とシビ(山椒)を加える。カラ鬼増し+150円には、2011年にギネス認定された「トリニダートスコーピオン・ブッチテイラー」を使用。シビ鬼増し+150円と合わせれば、口の中が燃えあがり、しびれる感覚を味わうことができる。

「最高級の山椒を使ってます」。
「最高級の山椒を使ってます」。

『カラシビ味噌らー麺 鬼金棒』店舗詳細

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店(からしびみそらーめん きかんぼう かんだほんてん)
住所:東京都千代田区鍛冶町2-10-9/営業時間:11:00〜21:30(日は〜16:00)/定休日:無/アクセス:JR・地下鉄神田駅から徒歩3分

西応寺生駒軒[田町]

見た目に油断禁物!な汗噴き出る一杯

激辛タンメン。辛ポイントはブットジョロキア。
激辛タンメン。辛ポイントはブットジョロキア。

激辛料理で町おこしをする芝商店会にある創業約40年以上の中華料理店。激辛タンメン850円は一見、普通のタンメンのようだが、スープには世界一辛いといわれる唐辛子・ブットジョロキアが浮かんでいる。レベル0.1〜5まで選べるが、メニューにあるレベル4・5には「キケン」の文字が。スープを一口飲むと旨味を感じるが、後を追いかけるように辛さがやってくる。

「レベル5の完食者なし!」。
「レベル5の完食者なし!」。

『西応寺生駒軒』店舗詳細

西応寺生駒軒(さいおうじいこまけん)
住所:東京都港区芝2-28-18/営業時間:11:00〜21:00/定休日:日/アクセス:JR京浜東北線・山手線田町駅から徒歩8分

カフェと印度家庭料理レカ[西葛西]

500円のカレーはまさにインドの日常食

他店では出合えないミサル・パウ500円。
他店では出合えないミサル・パウ500円。

商店が並ぶ団地の1階にある、インドの街角からそのままやってきたような定食屋さん。昼は評判を聞いて各地からやってくる日本人客、夜は近隣に住むインド人客でいっぱいになる。おすすめは「ミサル・パウ」。ミックス豆のカレーにパンを合わせた、西インドの人気軽食メニューだ。豆の旨味を生かしたスパイシーなカレーは、初めて食べるのになぜか懐かしさを感じるおいしさ。インドのリアルな日常食が食べられるレアな店である。

スペシャルセット1200円のチキンビリヤニは、手間と時間のかかる本式のレシピで作る自慢の味。
スペシャルセット1200円のチキンビリヤニは、手間と時間のかかる本式のレシピで作る自慢の味。
オーナーのヨギさん一家親子三代とシェフたち。
オーナーのヨギさん一家親子三代とシェフたち。
外観もインドの定食屋そのもの!
外観もインドの定食屋そのもの!

『カフェと印度家庭料理レカ』店舗詳細

カフェと印度家庭料理レカ
住所:東京都江戸川区西葛西3-22-6-110(小島町団地6号棟1F) /営業時間:11:00〜15:00・17:30〜22:00/定休日:月/アクセス:地下鉄東西線西葛西駅より徒歩4分

南インド料理 ダクシン 東日本橋店[馬喰町]

20種以上のスパイスにノックアウト!

南インド野菜料理ミールズ2250円。このひと皿で、本場・南インドの味を満喫できる。ライスやサンバル、ラッサムはお代わり自由。
南インド野菜料理ミールズ2250円。このひと皿で、本場・南インドの味を満喫できる。ライスやサンバル、ラッサムはお代わり自由。

インドの伝統的な健康法「アーユル・ヴェーダ」の考えに基づいて調理される料理は、スパイスがたっぷり。この店で最も辛いチェティナード・チキンカレーは、ブラックペッパーをはじめ20種類以上のスパイスをふんだんに使用。立ち上る香りのよさに、思わずうっとり。口に運べば、ワイルドな辛さとコクが味覚を直撃する。「南インド料理プレート」でも、芳しいスパイシーカレーの数々を体感できる。

ヨーグルトとスパイスに漬けたタンドリー・チキン(3個)1200円は、人気の味。
ヨーグルトとスパイスに漬けたタンドリー・チキン(3個)1200円は、人気の味。

『南インド料理 ダクシン 東日本橋店』店舗詳細

南インド料理 ダクシン 東日本橋店
住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-12-1 /営業時間:11:00〜14:30LO・17:30〜22:00LO(土・日・祝は〜21:00LO)/定休日:無/アクセス:JR総武快速線馬喰町駅から徒歩1分

パキスタンレストラン マルハバ[池袋]

レモンの酸味が効いた爽やかカレー

チキンレモンチリカレー1000円(単品)、ナン250円。
チキンレモンチリカレー1000円(単品)、ナン250円。

一歩足を踏み入れたら、そこはパキスタン。現地度の高い店として、日本人からも支持されている。料理はすべてイスラムの戒律に沿った調理法を用いるため、ムスリムが安心して食べられる。羊の脳みそを使ったブレインマサラという珍しい料理に驚くが、おすすめはチキンレモンチリカレー。レモンの酸味が濃厚なスパイシーさと融合し、爽やかな口当たりで、夏の暑さに疲れた体に一陣の涼風が吹くようだ。

シャミカバブ600円。本場の味がそのまま楽しめる羊肉のハンバーグ。
シャミカバブ600円。本場の味がそのまま楽しめる羊肉のハンバーグ。
パキスタンらしい雰囲気いっぱいの店内。厨房の様子もうかがえる。
パキスタンらしい雰囲気いっぱいの店内。厨房の様子もうかがえる。

『パキスタンレストラン マルハバ』店舗詳細

パキスタンレストラン マルハバ
住所:東京都豊島区池袋2-63-6 パレスガーデンミラノ1F/営業時間:11:00〜15:00・17:00〜22:30(日・祝は11:00〜21:00)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩10分

ネパリコ[渋谷]

ネパール人のソウルフード「ダルバート」に舌鼓

ダルバート ノンベジ(ディナーバージョン)1925円。 現地同様、ダルスープはお代わり自由というのがうれしい。
ダルバート ノンベジ(ディナーバージョン)1925円。 現地同様、ダルスープはお代わり自由というのがうれしい。

「ダルバート」が食べられるおしゃれなネパール家庭料理店。ネパールの人々が日常的に食べるダルバートは、ダル(豆)スープとご飯の定食。これにタルカリ(野菜のターメリック炒め)、チキンカレー、サグ(青菜)、アツァール(漬物、辛味ペースト)がセットになっている。全部をご飯にかけてごちゃまぜにして食べる。スパイシーでありながら、噛めば噛むほど滋味に富んだ素材の味があふれる。毎日のように通ってくる常連さんが多いのも納得だ。

チョエラ(ポーク)858円は、レモンの酸味を利かせて。思わずビールが進む。
チョエラ(ポーク)858円は、レモンの酸味を利かせて。思わずビールが進む。
店主のパダムさんは日本人の奥様と結婚してお店を開業。駒沢店もオープンした。
店主のパダムさんは日本人の奥様と結婚してお店を開業。駒沢店もオープンした。

『ネパリコ』店舗詳細

RESTAURANT ネパリコ
住所:東京都渋谷区桜丘町30-18 メイサ南平台101 /営業時間:11:30〜15:00・18:00〜22:30LO/定休日:日・祝/アクセス:JR・私鉄・地下鉄渋谷駅から徒歩5 分

A1 肉骨茶[十条]

本国のスパイスメーカーと連携した専門店

ガッツバク1000円。
ガッツバク1000円。

マレーシアの大手のスパイスメーカー『A1』と連携し、18種類のスパイスをブレンドした本場の肉骨茶を提供する。シンプルに食べても旨いが、パクチーやチーズ、レタスなどのトッピング(各120円)も楽しめる。内装は昭和の屋台をイメージしたものとか。マレーシアで肉骨茶といえば、屋台料理の代表。肉骨茶750円、ビッグバク(特大スペアリブ)1250円。香辛料を煮詰めた独特の香りに誘われてスープをごはんにかければ、暑くて食欲がない日でもさらさらどんどん食べられるのだ。

『A1 肉骨茶』店舗詳細

A1肉骨茶(エーワンバクテー)
住所:東京都北区上十条2-30-9/営業時間:11:00〜14:30LO・17:00〜22:00LO/定休日:火/アクセス:JR埼京線十条駅から徒歩1分

取材・文=速志淳、服部啓一、久野剛士、青山誠 撮影=関尚道、鈴木俊介、蔦野裕、泉田道夫