浮間公園の池畔を抜けて川風が気持ちがよい荒川土手へ。新河岸川を渡れば、高島平団地はすぐそこ。この先は、赤塚公園、赤塚溜池公園、赤塚植物園、光が丘公園など、自然を楽しむ公園が点在する。距離が長いので、高島平からスタートしてもよい。

スタート:JR埼京線浮間舟渡駅ー(1分/0.1km)→浮間公園ー(53分/2.8km)→舟渡水辺公園ー(23分/1.2km)→熱帯環境植物館ー(10分/0.5km)→高島平団地ー(21分/1.1km)→旧粕谷家住宅ー(9分/0.5km)→赤塚公園ー(26分/1.4km)→赤塚溜池公園ー(2分/0.1切り)→板橋区立郷土資料館ー(1分/0.1km)→赤塚城跡ー(8分/0.4km)→不動の滝ー(4分/0.2km)→板橋区立赤塚植物園ー(10分/0.5km)→松月院ー(36分/1.9km)→光が丘公園ー(29分/1.6km)→ゴール:地下鉄大江戸線光が丘駅

今回のコース◆約12.4km/約4時間/約1万6500歩

1 浮間公園

サクラソウや荒川の水生植物を護る

かつては荒川が流れていたが、河川改修の際に浮間ヶ池を造成し、昭和42年(1967)に公園として整備した。池では荒川に生えていたアシやマコモなどの水生植物を保護している。30㎝程度のヘラブナを中心に、コイといった川魚も多く、釣り糸を垂らす人も多い。

浮間公園(うきまこうえん)
住所:東京都板橋区舟渡2、北区浮間2/営業時間:入園自由/アクセス:JR埼京線浮間舟渡駅から徒歩1分

2 舟渡水辺公園

工場街の中のポケットパーク

新河岸川の旧河道に位置する公園。水辺のテラスのほか、肩まわし・全身運動や、全身リラックスなどができる大人用の健康遊具を設置しているのが特徴で、憩いの場になっている。板橋区は中国北京の石景山区と友好都市交流関係を結んでおり、これを記念して植樹されたシダレヤナギがある。

舟渡水辺公園(ふなどみずべこうえん)
住所:東京都板橋区舟渡4-9-1/営業時間:入園自由/アクセス:地下鉄三田線西台駅から徒歩10分

3 熱帯環境植物館

珍しい南国の花のフォトスポットもいっぱい!

東南アジアの熱帯雨林の植物を潮間帯植生、熱帯低地林、集落景観の3つの植生ゾーンに分かれた温室を中心に展示。約700種2000本の植物のほか、ミニ水族館には海水・汽水・淡水水域に分け約150種2500匹の魚や生物を展示する。土・日・祝はカフエもオープン。

熱帯環境植物館(ねったいかんきょうしょくぶつかん)
住所:東京都板橋区高島平8-29-2/営業時間:10:00〜18:00(最終入館〜17:30)/定休日:月(祝の場合は翌平日)/アクセス:地下鉄三田線高島平駅から徒歩7分

4 高島平団地

再び人気になっているマンモス団地

昭和40年代に建設された当時は東洋一といわれたマンモス団地。それまでの団地は5階建ての中層棟が中心だったが、11〜14階の高層棟が林立しているのが特徴。老朽化や空室が懸念された時もあったが、近年はリノベーション住宅として注目され、若い入居者が増えているという。

高島平団地(たかしまだいらだんち)
住所:東京都板橋区高島平/アクセス:地下鉄三田線高島平駅から徒歩2〜11分

5 旧粕谷家住宅

東の隠居と呼ばれた名主が暮らした家

粕谷家は徳丸脇村の名主の隠居家で、寄棟造りの木造茅葺平屋の建物は享保8年(1723)の建築。2018年に復元整備工事を終え、一般公開を開始。江戸時代中期の農家形式で、建築年代が明らかになっているものとしては関東地方では最古級の古民家であり、東京都指定有形文化財になっている。

旧粕谷家住宅(きゅうかすやけじゅうたく)
住所:東京都板橋区徳丸7-11-1/営業時間:9:30〜15:30/定休日:月(祝の場合は翌)/アクセス:地下鉄三田線高島平駅から徒歩15分

6 赤塚公園

都内一のニリンソウ群生地

首都高速5号線に沿って東西にのびる公園。首都高速道路を挟んで北側には各種スポーツ施設があり、南側には武蔵野の自然林が生い茂る。大門地区の崖線の下の林床には奥行き20m、総延長200mに及ぶ都内最大のニリンソウ自生地があり、可憐な花姿を見せてくれる。

赤塚公園(あかつかこうえん)
住所:東京都板橋区高島平3、徳丸7・8ほか/営業時間:入園自由/アクセス:地下鉄三田線高島平駅から徒歩10分

7 赤塚溜池公園

魚釣りも楽しめる板橋十景選出の公園

かつて農業用水を溜めていた池を中心にした公園。武蔵野の自然を残す約7800㎡の園内には、紅梅、白梅など約200本の梅が植えられており、毎年3月上旬に梅まつりが開催される。また、近隣には区立の美術館や郷土資料館、赤塚城址などの見どころもあり、季節を問わず散策を楽しめる。

赤塚溜池公園(あかつかためいけこうえん)
住所:東京都板橋区赤塚5-35-27/営業時間:入園自由/アクセス:地下鉄三田線西高島平駅から徒歩15分

8 板橋区立郷土資料館

板橋区の歴史・文化を紹介

1階では板橋区の通史を紹介する「常設展示」を、2階ではさまざまなテーマで年に複数回展示を開催。中庭の古民家は江戸時代後期の建物で、四季折々の年中行事の飾りを楽しめる。毎年5月5日には鎧着付け体験を、区内のまつりでは武者行列を実施。

板橋区立郷土資料館
住所:東京都板橋区赤塚5-35-25/営業時間:9:30〜17:00(入館は〜16:30)/定休日:月(祝の場合は翌)、年末年始/アクセス:地下鉄三田線西高島平駅から徒歩13分

9 赤塚城跡

板橋区史跡の戦国時代の平山城

都立赤塚公園の小道を上ると、赤塚城跡の碑が立つ。赤塚城は、戦国時代に周辺を支配していた武蔵千葉氏の居城とされる。中世の典型的な平山城で、周辺には空壕など遺構がわずかに残っている。武蔵千葉氏が属した小田原北条氏の滅亡に伴い、廃城になった。

赤塚城跡(あかつかじょうあと)
住所:東京都板橋区赤塚5-35/営業時間:見学自由/アクセス:地下鉄三田線西高島平駅から徒歩13分

10 不動の滝

東京都名湧水57選にも選ばれる

江戸時代の中頃、地元の人たちが木曽御嶽講や富士山・大山詣での際に身を清めるみそぎ場として使っていたという。滝の水はいかなる時でも涸れることがなかったというが、周辺の宅地開発にともない水量は減少し、現在は崖からわずかに湧水が流れるだけ。崖下には不動尊石像が祀られている。2020年には区の文化財(記念物)に登録された。

不動の滝(ふどうのたき)
住所:東京都板橋区赤塚8-11/営業時間:入園自由/アクセス:地下鉄三田線新高島平駅から徒歩20分

11 板橋区立赤塚植物園

四季の花に迎えられる小さな植物園

武蔵野の面影を残す丘陵地に広がる植物園。さほど広くはないが、樹木見本園になっているため、区の花であるニリンソウをはじめ、約600種の樹木や草花が植えられている。『万葉集』に詠まれた植物や薬用植物を植えた万葉・薬用園と、子供たちを対象とした農業園もある。

板橋区立赤塚植物園(いたばしくあかつかしょくぶつえん)
住所:東京都板橋区赤塚5-17-14/営業時間:9:00〜16:30(12月は〜16:00)/定休日:無(年末年始を除く)

12 松月院

徳川家康が朱印を与えた名刹

延徳4年(1492)に千葉自胤が寺領を寄進して中興した曹洞宗の寺で、江戸時代は将軍家から寺領40石を与えられた。天保12年(1841)に徳丸ヶ原で西洋式砲術の調練を行った際、陣屋となったことから、境内には大正11年(1922)に建立された砲術家・高島秋帆の顕彰碑がある。

松月院(しょうげついん)
住所:東京都板橋区赤塚8-4-9/営業時間:境内自由/アクセス:東武東上線下赤塚駅から徒歩17分

13 光が丘公園

豊かな自然に加え、スポーツ施設も充実!

野球場やテニスコートなどのスポーツ施設が充実。また緑も豊富で、60万㎡の敷地があり、6万㎡という広大な芝生広場をはじめ、デイキャンプ場やバーベキュー広場、樹齢100年を超す40本のイチョウ並木などがある。カントウタンポポの自生地は都内最大級といわれる。

光が丘公園(ひかりがおかこうえん)
住所:東京都練馬区光が丘2・4ほか/営業時間:入園自由/アクセス:地下鉄大江戸線光が丘駅から徒歩8分

ホワイト餃子 高島平店

餃子とビールの名コンビ。散歩の足が止まりそう

外壁に描かれた餃子の絵が目をひく、千葉県野田市に本店を構える人気餃子店。名物は俵形の焼餃子8個480円。揚げ焼きしているので、皮はパリパリで具はジューシー。モチモチ食感の水餃子8個480円もある。ゴマ油を効かせたもやし420円はビールのお供にぴったり。

ホワイト餃子 高島平店(ほわいとぎょうざ たかしまだいらてん)
住所: 東京都板橋区高島平2-5-7/営業時間:11:30〜14:00LO・17:00〜20:30LO/定休日:木/アクセス:地下鉄三田線高島平駅から徒歩12分

カフェレストラン われもこう

光が丘公園のオアシス。リーズナブルな食事が評判

社会福祉法人運営の障がい者の自立を目指す就労支援施設。肉、または魚料理のメインを選べる光が丘御膳600円を中心にしたメニュー構成。毎日数量限定で、コロナに勝つ丼や季節の三色丼といったワンコイン500円で食べられるメニューも登場。喫茶のみの利用もできる。

カフェレストラン われもこう
住所:東京都練馬区光が丘4-1-4 光が丘体育館内/営業時間:11:00〜16:00/定休日:第2月/アクセス:地下鉄大江戸線光が丘駅から徒歩5分

取材・文・撮影=アド・グリーン