深川界隈を歩くと、とかくベーカリーとよく出合う。ものづくりの街らしく、店主はみな凝り性の職人肌。こだわりが詰まったベーカリーを厳選して紹介しよう。

生地をたっぷり寝かせた風味豊潤なパン『Boulangerie MAISON NOBU』[森下]

海外でポピュラーなパンはもちろん、日本の定番パンも保要さん流の見目麗しい姿に。クロワッサン330円。スターリング330円。あんぱん(粒)310円。カシスオレンジクリームチーズ350円。アメリカンチェリーのデニッシュ470円。ベーコンエピ370円。※商品価格は2022年3月末のもの。
海外でポピュラーなパンはもちろん、日本の定番パンも保要さん流の見目麗しい姿に。クロワッサン330円。スターリング330円。あんぱん(粒)310円。カシスオレンジクリームチーズ350円。アメリカンチェリーのデニッシュ470円。ベーコンエピ370円。※商品価格は2022年3月末のもの。

欧州で学び、米国で店を営んでいた店主の保要(ほよう)信勝さん。「カフェの多い深川は、海外仕込みの僕のパンと相性が良いと思って」と、語る。その技術が色濃く出るのは、看板のクロワッサンだ。風味を立てるため、発酵に時間をかけ、生地の生成から焼き上がりまで実に丸4日もかけるこだわりよう。かじりつけば、外サクサク中フンワリの食感と、鼻腔を抜ける仏産発酵バターの香りにふっと頬が緩む。

保要さん。海外の友人が来やすいよう、空港からのアクセスも良好なこの界隈に店を構えた。
保要さん。海外の友人が来やすいよう、空港からのアクセスも良好なこの界隈に店を構えた。
カシスオレンジクリームチーズの仕上げ。
カシスオレンジクリームチーズの仕上げ。
〈こだわり製法〉生地の長時間発酵と、海外仕込みの技。次から次へと焼きあがる。
〈こだわり製法〉生地の長時間発酵と、海外仕込みの技。次から次へと焼きあがる。

『Boulangerie MAISON NOBU』店舗詳細

Boulangerie MAISON NOBU(ブーランジェリー メゾン ノブ)
住所:東京都江東区森下3-14-1/営業時間:9:00〜18:00/定休日:月・火・水/アクセス:地下鉄新宿線森下駅から徒歩8分

世界の珍味×パンがクセになる!『Truffle BAKERY』[門前仲町]

タマゴサンドに黒トリュフ、イタリア産ピスタチオをバターにして挟むなど、工夫が目を引く。白トリュフの塩パン194円。「ブロンテ産」ピスタチオフランス410円。オリーブ302円。黒トリュフのタマゴサンド626円。
タマゴサンドに黒トリュフ、イタリア産ピスタチオをバターにして挟むなど、工夫が目を引く。白トリュフの塩パン194円。「ブロンテ産」ピスタチオフランス410円。オリーブ302円。黒トリュフのタマゴサンド626円。

ヨーロッパ食材の輸入が主だったが、「触れる機会の少ない食材を身近に感じてほしい」と、2017年に開業。輸入食材とかけ合わせた様々なパンが棚をにぎわせる。看板は、白トリュフの塩パン。カナダ産小麦が香り高い生地の中心部にはトリュフバター。表面にもトリュフオイルとトリュフソルトが使われる3段構えだ。口に運ぶと、濃厚な香りが口中を埋め尽くし、追って塩味と小麦の甘みが広がる。

〈こだわり製法〉輸入食材の味に合わせ、粉と製法を創意工夫。塩パンだけで1日1000個売れる。
〈こだわり製法〉輸入食材の味に合わせ、粉と製法を創意工夫。塩パンだけで1日1000個売れる。
食材やTシャツなどの物販もあり。
食材やTシャツなどの物販もあり。

『Truffle BAKERY』店舗詳細

Truffle BAKERY(トリュフ ベーカリー )
住所:東京都江東区門前仲町1-15-2/営業時間:9:00〜19:00(土・日・祝は8:00〜18:00)/定休日:月(祝の場合は翌火)/アクセス:地下鉄東西線・大江戸線門前仲町駅から徒歩3分

取材・文=高橋健太(teamまめ) 撮影=鈴木奈保子