清澄白河では実はラーメン店もしのぎを削っているのだ。清澄通り沿いを中心に個性派の人気店が並ぶ。本格カレーラーメン、ツナコツ系から濃厚豚骨醬油系まで、中でも人気の5店を紹介する。お好みの1杯を見つけよう。

本格派カレーとラーメンの融合『カレと。Men』[清澄白河]

カレMen typeA 1300円。ターメリックライスとチーズが付くセットがおすすめ。食後には完熟バナナで作るSOYバナナジュース300円や福生の地ビール「TOKYO BLUES」600円もぜひ。
カレMen typeA 1300円。ターメリックライスとチーズが付くセットがおすすめ。食後には完熟バナナで作るSOYバナナジュース300円や福生の地ビール「TOKYO BLUES」600円もぜひ。

店をプロデュースした清水博丈さんは、「ラーメンについて調べていると、ラーメン文化がない場所には必ずカレー文化があったので、融合を図りました」と話す。スープは豚骨をベースにナシゴレン風に仕上げ、13種類のスパイスが生み出すピリリと深みのある味わいが、弾力のある中太麺に絡みつき相性抜群。チーズを入れてまろやかにしてみたり、ターメリックライスともぜひ合わせたい。

「香りと風味を引き出すため、注文ごとにスパイスを炒めています」とスタッフの園田慧太さん。
「香りと風味を引き出すため、注文ごとにスパイスを炒めています」とスタッフの園田慧太さん。
2020年にオープン。カフェのような外観。
2020年にオープン。カフェのような外観。

『カレと。Men』店舗詳細

カレと。Men
住所:東京都江東区白河3-6-7 プルミエール1F /営業時間:11:00〜15:00・17:00〜21:00/定休日:無/アクセス:地下鉄半蔵門線・大江戸線清澄白河駅から徒歩2分

逆輸入のツナコツラーメン店『YUJI Ramen TOKYO』[清澄白河]

トッピングを自家製炙りベーコンかマグロのコンフィから選べるパクチースパツナラーメン1150円。
トッピングを自家製炙りベーコンかマグロのコンフィから選べるパクチースパツナラーメン1150円。

ニューヨーク・ブルックリンからの逆輸入ラーメン店。マグロのアラを強火で炊き上げた白濁のツナコツスープは、コクがありながらもあっさりした飲み口だ。動物性油を一切使用していないため、最後の一滴まで飲んでもヘルシー。弾力のある細麺を使い、スープの味を存分に引き立たせてくれる。締めにはご飯150円を入れて、海苔、ゴマ、わさびを加えてお茶漬け風に味わうのがおすすめ。

ウッディな造りで温かな雰囲気の店内。
ウッディな造りで温かな雰囲気の店内。
大学時代から食文化に造詣が深い山岸伸也店長。
大学時代から食文化に造詣が深い山岸伸也店長。

『YUJI Ramen TOKYO』店舗詳細

YUJI Ramen TOKYO(ユウジ ラーメン トーキョー)
住所:東京都江東区清澄3-3-25/営業時間:11:30〜14:30LO、17:30〜20:30LO(土・日の夜は19:30LO)/定休日:月(祝の場合翌)/アクセス:地下鉄大江戸線・半蔵門線清澄白河駅から徒歩5分

焼豚の盛りもインパクト大の豚骨ラーメン『東煌(とんこう)』[清澄白河]

注文を受けてから表面を炙り、タレを塗って提供する焼豚らーめん正油980円。
注文を受けてから表面を炙り、タレを塗って提供する焼豚らーめん正油980円。

開業20年超えの超人気店。ランチは行列が絶えない豚骨ラーメン店だ。スープは煮込み時間を調整することで、豚骨特有のクセを感じさせない味わいに仕上げている。味は塩、味噌、醤油の3種類から選ぶことができる。麺も特注の中太麺で、もっちり感が楽しめ、スープとの相性もよい。主役の焼豚は特製ダレに一晩漬けこんだ豚バラ肉を使用した焼豚らーめん正油がおすすめ。焼豚は素揚げして旨みを閉じ込めているから、口の中に旨みが広がり、ほろほろととろけるほど柔らかだ。

料理人歴30年以上にもなるという店主の伊東伸久さん。
料理人歴30年以上にもなるという店主の伊東伸久さん。
夜は一人飲み客も多いという、約20席はある店内。
夜は一人飲み客も多いという、約20席はある店内。

『東煌』店舗詳細

東煌(とんこう)
住所:東京都江東区清澄3-4-10/営業時間:11:30〜14:30・18:00〜22:00/定休日:日/アクセス:地下鉄大江戸線・半蔵門線清澄白河駅から徒歩2分

濃厚豚骨醤油ラーメンは自家製味噌やラー油での味変も楽しみ『ラーメン吉田屋』[清澄白河]

厚みもある自家製チャーシューがおいしいラーメン(並)750円。
厚みもある自家製チャーシューがおいしいラーメン(並)750円。

マイルドな豚骨・鶏ガラベースのマイルドな豚骨醬油ラーメンの味を堪能できる。豚骨はしっかりと下ごしらえを行い、一度生のゲンコツをひと茹でし、血合い部分を丁寧に洗い流すことで臭みのない透き通る味に仕上げている。合わせる中太麺はコシもしっかりと弾力がある。定番のごまやニンニク、生姜はもちろんのこと、豆板醤ではなく自家製の激辛味噌が並び、他店では味わえない“味変”を楽しむことができる。

近隣の富岡八幡宮の深川八幡祭りの写真が掲げられる店内。下町の雰囲気を感じる。
近隣の富岡八幡宮の深川八幡祭りの写真が掲げられる店内。下町の雰囲気を感じる。
森下駅にほど近く清澄通り沿いに立つ。
森下駅にほど近く清澄通り沿いに立つ。

『ラーメン吉田屋』店舗詳細

ラーメン吉田屋
住所:東京都江東区常盤2-10-8-1F/営業時間:11:00〜22:00/定休日:無/アクセス:地下鉄大江戸線・半蔵門線清澄白河駅、または森下駅から徒歩5分

軍鶏の優しい旨味がじんわり『鳥料理 有明』[門前仲町]

水炊きラーメン700円+鶏だし炊き込み御飯100円。ラーメンと共に、軍鶏の三番出汁で炊いた鶏だし炊き込み御飯もおすすめ。スープを注ぎ、自家製ポン酢を入れて味わおう。味玉を揚げたフレンチ地玉子の味玉100円も人気。
水炊きラーメン700円+鶏だし炊き込み御飯100円。ラーメンと共に、軍鶏の三番出汁で炊いた鶏だし炊き込み御飯もおすすめ。スープを注ぎ、自家製ポン酢を入れて味わおう。味玉を揚げたフレンチ地玉子の味玉100円も人気。

1976年創業の軍鶏(しゃも)鍋料理専門店。平日昼に20食限定の「水炊きラーメン」は、2代目の川上光信さんが考案。軍鶏の一番出汁を使い、軍鶏鍋同様にご飯でとろみをつけている。シンプルに軍鶏の旨味を感じられるスープを、製麺所と研究を重ねて作られた細麺がしっかりと受け止める。タマネギをはじめとした薬味もいいアクセントになっており、提供直前に揚げる鶏胸肉の唐揚げも絶品だ。

木の温もりを感じる店内。
木の温もりを感じる店内。
ラーメンが食べられるとは思えない重厚な店構え。
ラーメンが食べられるとは思えない重厚な店構え。

『鳥料理 有明』店舗詳細

鳥料理 有明
住所:東京都江東区富岡1-14-19 向殿ビル1F奥/営業時間:ラーメンの提供は平日の11:30〜12:30(スープ切れ次第終了)、居酒屋営業は17:00〜22:30(土は16:00〜21:00)/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄東西線・大江戸線門前仲町駅から徒歩1分

取材・文=千葉香苗、速志淳 撮影=千葉香苗、加藤熊三 構成=アド・グリーン