早稲田通りと明治通りが交差する馬場口交差点周辺には、数々のラーメン店が点在している。そんな激戦区で10年以上にわたって営業を続ける『鶏白湯専門らーめん 我羅奢』では極上の鶏白湯ラーメンを堪能できると評判だ。

2種類の丸鶏がメインの濃厚白湯スープ

スープは注文が入る度に1杯ずつ小鍋で温めている。
スープは注文が入る度に1杯ずつ小鍋で温めている。

明治通り沿いにあるウッディな外観が印象的。店頭のブラックボードにある「麺の大盛り 味玉子半個無料」という文字が心をくすぐる。店内も木を基調にした落ち着いた造りで、じっくりとラーメンを堪能できそうだ。

らーめんの麺は並の150gから大の250gまで50g刻みで選ぶことができる。
らーめんの麺は並の150gから大の250gまで50g刻みで選ぶことができる。

スープのメインとなるのは、熊本の地鶏・天草大王と、鶏の健康を第一に育てられた美桜(みおう)鶏のダブル丸鶏がメイン。そこに鶏ガラやモミジ、香味野菜などを加えてじっくりと炊き上げれば、濃厚を極めた鶏白湯ができあがる。

ラーメンやつけ麺は、この鶏白湯が基本となる。塩・醤油・味噌・魚塩(和風だしブレンド)の4種類あるが、鶏白湯 醬油らーめん850円をいただくことにする。

鶏の旨みを極限まで引き出したスープ。麺やトッピングも素晴らしい

鶏白湯 醬油らーめん。見た目ほどしつこさを感じられず、マイルドな仕上がりだ。
鶏白湯 醬油らーめん。見た目ほどしつこさを感じられず、マイルドな仕上がりだ。

丼はほかとちょっと変わった楕円形。店主の冨田敏明さんは「一目でこの店のラーメンとわかるように特殊な形の丼にしました」と話してくれた。

いい香りにつられるままスープをひと口。鶏の旨みとともに、やや甘さが感じられる。かえしには九州産の醤油を使用し、しっかりとしたキレとスッキリとした後口がある。かえしには昆布、シイタケ、魚粉なども加わっているので旨みが複雑に絡み合う。

麺はやや縮れた中細麺。モチモチとした食感で、旨み満載のスープとともに味わえる。
トッピングも秀逸。煮豚のバラチャーシューは、提供前に炙られるため香ばしさがある。柔らかな穂先メンマやトロッとした黄身の味玉、シャキッとした食感の青ネギなどが一体となる。
いや〜大満足の一杯だった。

炙ることによってチャーシューの脂が溶けて旨みがアップする。
炙ることによってチャーシューの脂が溶けて旨みがアップする。

日々進化し続けるスープ。限定ラーメンも要チェック

「開店にあたって、どうせだったら激戦区でやってみたいと思い、この地を選びました」と冨田さん。
「開店にあたって、どうせだったら激戦区でやってみたいと思い、この地を選びました」と冨田さん。

ラーメンを作ってくれたのは、ネパール出身の店長候補・パンダイさん。「学生の頃にこの店に来てラーメンのおいしさに感動して働くようになりました」と教えてくれた。

パンダイさんはこの店に勤めて約5年になる。
パンダイさんはこの店に勤めて約5年になる。

冨田さんは「今の味に満足することなく、日々進化してよりおいしいラーメンを作っていきたいと思います」さらに、「クリスマスをはじめとしたイベントや旬の素材を使った期間限定の気まぐれらーめんもありますので、お楽しみにして下さい」と話してくれた。

ただでさえ、らーめんは4種の味のバリエーションがあるのに、期間限定メニューまで……。すべて食べるまで通い続けるしかないかも。

卓上には魚粉が置いてあり、自由に使える。鶏白湯 塩らーめんには抜群に合うという。
卓上には魚粉が置いてあり、自由に使える。鶏白湯 塩らーめんには抜群に合うという。

鶏白湯専門らーめん 我羅奢(とりぱいたんせんもんらーめん がらしゃ)
住所:東京都新宿区西早稲田2-21-6/営業時間:10:30〜21:30(日は〜16:00)/定休日:不定/アクセス:地下鉄副都心線西早稲田駅から徒歩3分、またはJR・私鉄・地下鉄高田馬場駅から徒歩7分

取材・文・撮影=速志 淳 構成=アド・グリーン

アド・グリーン
編集プロダクション
1982年創業の編集プロダクション。旅行関係の雑誌・書籍、インタビューやルポルタージュを得意とし、会社案内や社内報の経験も多数。企画立案から、取材・執筆、デザイン、撮影までをワンストップで行えるのがウリ。