『SUNNY DAYS Pudding Café』という名の通り、プリンが自慢。店内では定番2種と期間限定1種、そして持ち帰りのみ3種の合計6種が提供される。プリンによって卵や砂糖の種類を変えるなど、工夫を凝らした繊細な味わいが魅力だ。ドライフラワーをあしらったインテリアは落ち着いた雰囲気。池袋駅から徒歩8分、気分に合わせた使い方でくつろげる穴場のカフェだ。

花がいっぱいの1階と2階。3階は緑ゆたかなテラス席

窓が大きく明るい雰囲気の店。間口が大きく入りやすい。
窓が大きく明るい雰囲気の店。間口が大きく入りやすい。

池袋駅西口から歩くこと8分。大通りから右折し、小さめな道に入るとすぐに店が見える。道の奥は住宅地。駅前から続く大通りはとてもにぎやかだったが、少し離れるだけでずいぶん静かな雰囲気だ。

1階のショーケースとカウンター周り。奥がキッチンになっている。
1階のショーケースとカウンター周り。奥がキッチンになっている。

1階は持ち帰り用プリンのショーケースとカウンター席。店内利用の場合はここでオーダーをする。大きな窓からはあたたかな日差しを受け、色とりどりのドライフラワーが店内を明るく華やかに見せている。

2階の客席はスペースにゆとりがありゆったり。
2階の客席はスペースにゆとりがありゆったり。

階段を上がって2階へ。1階同様に窓が大きく、白い壁が明るい印象。ここでもドライフラワーがナチュラルなアクセントになっている。奥を見ると、さらにもう一つ階段が……。

この階段を上がると……。
この階段を上がると……。
3階テラス席へ。風がさわやかで緑に癒やされる。
3階テラス席へ。風がさわやかで緑に癒やされる。

細い階段を上り、ドアを開けると3階は緑ゆたかなバルコニー。ちょっとした隠れ家感があって気分が盛り上がる。6席ほどではあるが、なかなか開放的で気持ちのいい空間だ。クラフトビールやワインをオーダーして、夜風に当たりながら飲むのもオススメ。

卵、砂糖、牛乳すべてにこだわって作り上げるプリン

右がレトロプリン600円、左が白いプリン600円。どちらも上に生クリームがのっている。
右がレトロプリン600円、左が白いプリン600円。どちらも上に生クリームがのっている。

店内で提供されるプリンは定番2種と期間限定メニュー1種の計3つ。今回は定番のレトロプリンと白いプリンをオーダー。レトロプリンにはカラメルソース、白いプリンにはラズベリーソースがついてくる。どちらも自家製だ。

レトロプリンはカラメルソースをたっぷりかけて召し上がれ。
レトロプリンはカラメルソースをたっぷりかけて召し上がれ。

プリンの主な材料は卵、砂糖、牛乳、バニラビーンズの4つ。このうち牛乳はどちらのプリンも同じ北海道産のものを使用しているが、卵と砂糖はそれぞれ違うものを使う。「味や色に対するこだわりから、種類を変えているんです」とスタッフの中村さん。

レトロプリンはちょっと固め。濃厚でぷるんとした食感。
レトロプリンはちょっと固め。濃厚でぷるんとした食感。

飼料、水にまでこだわった相模原市産の「昔の味たまご」を使用するレトロプリンは、濃厚な卵の味が存分に楽しめる。食感は少し固めでぷるんと濃厚。なんとなく懐かしい感じがする。バニラビーンズを贅沢に使っているため、甘い香りがとても上品だ。奄美諸島のきび砂糖で作るカラメルソースはコクと深みのある甘さでプリンとの相性が抜群。

黒いツブツブがバニラビーンズ。
黒いツブツブがバニラビーンズ。
赤いラズベリーソースが白いプリンに映える。
赤いラズベリーソースが白いプリンに映える。

白いプリンは純国産鶏から取れる日野市産「さくらこめたまご」を使用。レトロプリンの卵と比べるとさっぱりした味わいだ。黄身の色が薄めなことと、きび砂糖ではなく北海道産のピートグラニュー糖を使うことで、白く美しいプリンになる。つるりとやわらかな食感で、とても濃厚。プリンのさわやかな甘味とラズベリーソースの酸味がぴったりだ。

持ち帰り専用のプリンは3種。とてもやわらかいため、店内では提供していない。
持ち帰り専用のプリンは3種。とてもやわらかいため、店内では提供していない。

ランチプレートも人気。「パンペルデュ」って何?

ランチは12時から17時まで提供。
ランチは12時から17時まで提供。

3種類あるランチプレートのうち2つにのるのがパンペルデュ。パンを卵と牛乳を混ぜた卵液に約1日浸してから焼き上げる、甘くないフレンチトーストのようなもの。卵は白いプリンにも使っている「さくらこめたまご」を使用している。

パンペルデュプレート(サーモン)1100円、コーヒー500円。
パンペルデュプレート(サーモン)1100円、コーヒー500円。

パンペルデュプレートはサーモンとローストビーフの2種類で、どちらも1100円だ。さっそくパンペルデュをいただこう。厚みのあるブリオッシュの食パンから、ほんのり湯気が立っている。ナイフで切ると、ぷるんとした手応えだ。

パンの中まで卵液がしみしみ。
パンの中まで卵液がしみしみ。

卵の風味たっぷりでやさしいおいしさ。軽い口当たりでバターがたっぷり入ったブリオッシュの食パンを使っているので、中央部はぷるんとしているが、耳はサクッとした食感だ。小ぶりに見えたが厚みがあるので意外にボリュームもある。甘みはないのでサーモンやローストビーフなどのおかずとも相性がいいと感じた。ランチプレートを食べてから、シメにプリンというのがベストコースだ。

ローストビーフの塩気ともぴったり。
ローストビーフの塩気ともぴったり。

池袋から少し離れた穴場のこだわりカフェ

材料に対するこだわりが店頭のボードにも書かれている。
材料に対するこだわりが店頭のボードにも書かれている。

冒頭でも触れた通り、大通りが近いものの思った以上に静かでおだやかさのあるエリアだ。中村さんも「池袋駅から徒歩圏内ですが、少し離れているので落ち着いた雰囲気がいいと思っています」と話す。

白いプリンの上に旬のフルーツのジュレやモンブランをのせるなど工夫を凝らした期間限定のプリン。中村さんを含むスタッフが開発し、自家製で提供している。どのメニューも素材の味を大切にした、やさしくてこだわりのある味。おいしいプリンでリラックスできる穴場のカフェだ。

スタッフの中村さん。
スタッフの中村さん。

SUNNY DAYS Pudding Café
住所:東京都豊島区池袋2-24-27/営業時間:イートインは11:00〜20:30LO、テイクアウトは11:00〜21:30/定休日:月(祝の場合は営業)/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分、地下鉄有楽町線・副都心線要町駅から徒歩5分

取材・⽂・撮影=ミヤウチマサコ

アド・グリーン
編集プロダクション
1982年創業の編集プロダクション。旅行関係の雑誌・書籍、インタビューやルポルタージュを得意とし、会社案内や社内報の経験も多数。企画立案から、取材・執筆、デザイン、撮影までをワンストップで行えるのがウリ。