再開発が進む池袋は、老舗百貨店やオープン間もない商業施設、大学など新しい文化と古さが混然と息づく。池袋の歴史を見守ってきた老舗から、ユニークなコンセプトが注目のカフェ、こだわりスイーツで挑戦する店まで、多種多様なカフェ21店舗をエリアごとに紹介する。
【西口】
地下に隠れたパンケーキの人気店『DIORAMA CAFÉ』

雑居ビルの地下にある、パンケーキが自慢のカフェ。パンケーキは熱したスキレットに入れた生地をオーブンに入れ、焼き上げていく。途中、中まで火が通ったかを1枚ずつ丁寧に確認しながら焼き上げていく。こうして、ふんわりともっちりの両方を兼ね揃えた生地が完成するのだ。ストロベリークリームチーズのパンケーキ(ドリンク付きのセット)1730円は、サワークリームとクリームチーズを配合した自家製のクリームが甘さ控えめながらさわやかさとコク、そして軽さがあり、ストロベリーのソースとの相性もいい。ほぼ月替りの限定メニューも登場する。


『DIORAMA CAFÉ』店舗詳細
DIORAMA CAFE(ジオラマカフェ)
住所:東京都豊島区西池袋3-29-4 ジェスト7ビル B1F/営業時間:11:00〜19:30LO(火は15:00LO、土・日・祝は10:30〜18:30LO)/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分
人生相談にも応じてくれる、女性に人気の『探偵カフェ PROGRESS』

スタッフがすべて現役の探偵というコンセプトカフェ。池袋を拠点に探偵業を請け負う『総合探偵社プログレス』が運営しており、店内には事件現場のように人型の白い線が描かれたり、拳銃やショットガンなどが飾られ、探偵事務所のような演出となっている。女性客が多いことからアルコールが少し弱めのスイーツカクテルを用意しており、道明寺(桜餅)990円をはじめ、全20種類のカクテルがそろう。合わせて楽しむ料理は、高タンパク、低カロリー、低脂肪なワニ肉を使ったワニタンの炙り1980円、整腸作用やダイエット効果があるというサボテンのナムル990円など個性的なメニューを楽しめる。


『探偵カフェ PROGRESS』店舗詳細
探偵カフェ PROGRESS(たんていかふぇ ぷろぐれす)
住所:東京都豊島区池袋2-47-12 第Ⅱ絆ビル9F/営業時間:19:00〜翌5:00(日・月の夜は24:00まで、ただし、祝前日は19:00〜翌5:00。土・日・祝の11:30〜17:30はカフェタイム)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分
「究極の味」を堪能できる老舗純喫茶『炭煎珈琲 蔵』

西池袋一番街にある純喫茶。重厚感のある内装で、大きな柱時計や「癒」と書かれた書など配される調度品にもセンスが光る。名物の水出しコーヒー700円は、炭火焙煎したモカをベースにブレンドした豆を使用し、アルカリイオン水を使って、その日の天候や気温に合わせて8〜12時間かけて抽出する。このほか、フルーティーな香りが広がり、深みのある味が口の中を支配していく炭煎(たんせん)スペシャルブレンド700円、アイスコーヒーと脂肪分4%の北海道牛乳をハーフ&ハーフで注がれ、さらに自家製クリームを入れたカフェ・ラテ(アイス)800円も人気。


『炭煎珈琲 蔵』店舗詳細
炭煎珈琲 蔵(たんせんこーひー くら)
住所:東京都豊島区西池袋1-39-1/営業時間:9:00〜23:00LO/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分
立教大生に愛される食事充実の純喫茶『セントポールの隣り』

立教大学と細い道をはさんで隣にある、1978年オープンの老舗喫茶店。1位が授業、2位が部活、3位にデート、4位にこの店のバイトという独自のルールの元働く立教大生が多く、長く愛されている。充実の食事メニューが魅力で、ハンバーグだけでも5種類以上、カレーも何種類も用意する。おすすめの「まりちゃんカツ」はご飯、サラダ、味噌汁がついて798円。厚みのある鶏むね肉を使い、揚げたてなので熱々、サックリとした衣で、中はしっとりジューシー。デミグラスソースとホワイトソースで味わう、コクのあるひと皿だ。バナナジュース495円もおすすめ。


『セントポールの隣り』店舗詳細
セントポールの隣り
住所:東京都豊島区西池袋3-33-17 東武サンライトマンション 味の十番街/営業時間:10:30〜15:00/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩約3分
有資格のスタッフが淹れるコーヒーを堪能する『炭火煎珈琲 皇琲亭』

木目やレンガ調の外装が目を引く喫茶店。秋田の古民家から移築された立派な柱や梁を使ったという内装は重厚感があり、落ち着いた雰囲気に包まれる。この店で使用するコーヒー豆は炭火焙煎しており、そうすることによってより味に深みが増すという。ブレンド810円は香り高く、苦味と酸味のバランスがよく、スッキリとした後口だ。濃厚に抽出したコーヒーに砂糖を溶かし込ませてカクテルグラスに注ぎ、その上に生クリームをフロートしたオリジナルコーヒー「アンブル ドゥ レーヌ」810円もおすすめ。


『炭火煎珈琲 皇琲亭』店舗詳細
炭火煎珈琲 皇琲亭(すみびせんこーひー こーひーてい)
住所:東京都豊島区東池袋1-7-2 東駒ビル1F/営業時間:11:00〜22:30/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分
おいしくて安心安全な食にこだわる自然派カフェ『Kimi Natural 73+ CAFÉ』

外国人向けの宿・貴美旅館内にあり、2021年7月にオープンしたカフェ。「外国人客の多くは外でコーヒーを買ってきているから、旅館の中でカフェをやったらいいんじゃないですか」というスタッフのひと言と、コロナの影響で外国人観光客が減ったこと、そして貴三郎さんの妻でコーヒー好きの奈巳(なみ)さんがカフェ営業に興味があったことなどが重なり、営業をスタートした。11時から15時まで楽しめるランチプレートは、サンドウィッチやマフィン、トーストなどコーヒーにぴったりのメニューが揃う。生ハムカマンベールのピアーダ850円は、イタリア産の生ハムと北海道十勝産のカマンベールチーズ、そしてたっぷりの野菜が入ったものでヘルシーながらも食べごたえがある。


『Kimi Natural 73+ CAFÉ』店舗詳細
Kimi Natural 73+ CAFE
住所:東京都豊島区池袋2-36-8 貴美旅館 1F/営業時間:11:00〜18:00/定休日:月/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分
水曜日限定のチーズケーキ専門店『オヤツハイツ』

リノベーションした築50年の木造アパートの2階にある、曜日ごとに店が変わるシェアキッチンにあり、水曜日に営業するカフェ。店主の羽田野雄太さんは、かつて働いていた店でチーズケーキを作っていたことから自宅でも作るようになり、そしてネット販売するようになったという。クリームチーズ、マスカルポーネチーズ、ヨーグルト、生クリーム、卵、コーンスターチで作る素朴なチーズケーキは、9種類。抹茶やほうじ茶、ミントなど色も鮮やかで味も異なるチーズケーキをラインナップする。チーズケーキ(プレーン)350円、コーヒー250円。


『オヤツハイツ』店舗詳細
オヤツハイツ
住所:東京都豊島区西池袋5-13-18 2階/営業時間:11:30〜16:30/定休日:水のみ営業/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩4分
花に彩られ、スイーツやドリンクでも楽しむ『HANABAR』

西池袋公園近くにある、ドライフラワーのインテリアが華やかなカフェ。店主の奥様がドライフラワーアーティストで、「花×酒」をテーマにプロデュースした作品が店内を飾る。人気メニューのアイマツリカ1100円は、ジャスミンやグレープフルーツ、ライムのソーダに、アイスクリームとエディブルフラワーがのっている。ジャスミンの豊かな香りと柑橘系ですっきりとしているので爽やかな味わいだ。エディブルフラワーとハーブをのせた鮮やかなデコレーションのお花のマフィン500円も好評。


『HANABAR』店舗詳細
HANABAR(はなばー)
住所:東京都豊島区西池袋3-30-6/営業時間:11:30〜22:00LO/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩2分
昭和にタイムトラベルしたかのようなレトロ喫茶『カフェ・ド・巴里』

池袋西一番街にある純喫茶。ベルベット調の椅子やシャンデリア、ステンドグラス、金色の鹿の像をはじめとした調度品が配され、ゴージャスな店内は、昭和レトロを感じさせる。ラインナップされるメニューは、たっぷりと使ったケチャップの甘さと酸味を感じられる「喫茶店のナポリタン」700円や、卵の風味を強く感じるやや固めの「昔ながらの昭和プリン」650円など、純喫茶ではレギュラーの料理が並ぶ。どちらもドリンク付きのセットで楽しめる。


『カフェ・ド・巴里』店舗詳細
カフェ・ド・巴里(かふぇ・ど・ぱり)
住所:東京都豊島区西池袋1-23-1 エルクルーセビル2F/営業時間:7:00〜23:00/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩1分
訪日外国人の客からヒントを得て作られたワールドワイドな料理を楽しむ『サクラカフェ&レストラン池袋』

外国人旅行者やビジネスマン向けのホテルとして知られる「サクラホテル」のカフェ。お客様の9割が外国人ということで、店舗入口には日本の四季を感じさせるオブジェが飾られ、訪れる客を温かく出迎える。世界各国の料理はもちろん、約20ヵ国60種類の世界のビールを楽しむことができる。料理の中でも、フランスのクロックムッシュをヒントに作ったというパリセジーニャ、南アフリカのペリペリチキン、ギリシャ風サラダの3品はぜひ味わってみたい。料理に使う野菜には、自社農場「東北牧場」で採れた野草や無農薬野菜、卵を使うこだわりで、日本人の口に合うように味付けされている。


『サクラカフェ&レストラン池袋』店舗詳細
サクラカフェ&レストラン 池袋(サクラカフェ&レストラン いけぶくろ)
住所:東京都豊島区池袋2-39-10 サクラホテル池袋別館1F/営業時間:07:00〜22:00LO(モーニングは07:00〜11:00LO、平日のランチは11:30〜15:00LO、平日のグランドメニューは11:30〜15:00・17:00〜22:00LO。土・日・祝のグランドメニューは11:30〜22:00LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩6分
【東口】
生地問屋がプロデュースする、旬のサンドイッチが人気の『FABRIC』

首都高のガード下、グリーン大通り沿いにあるカフェ。生地やインテリア用品などを輸入販売する株式会社ニートが運営元で、店名は生地や織物、編み物など、あらゆる布を指す。1階がカフェで、2階はショールームとなっていて、さまざまな生地を展示販売している。カフェでは、オリジナルのバケットを使用したサンドイッチが評判で、定番や季節ものを含めて常時約9種類がそろい、夏にはアイスサンド、秋にはフルーツサンドなども登場する。好きなサンドイッチ2種類とサラダがワンプレートになり、ドリンクが付いたランチA980円はボリューム満点で、男性にも評判。ホイップクリームをふんだんに盛ったドリンク類も人気で、黒ゴマとはちみつの豆乳ラテ580円が人気。


『FABRIC』店舗詳細
FABRIC(ふぁぶりっく)
住所:東京都豊島区南池袋2-43-16/営業時間:8:00〜19:00(土・日・祝は9:30〜)/定休日:無/アクセス:地下鉄有楽町線東池袋駅から徒歩1分、またはJR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分
モッチリ弾力にはまる創作パンと自家焙煎コーヒーを愉しむ『ぽんでCOFFEE』

『ジュンク堂書店池袋本店』の隣、東通り沿いにある創作パンと自家焙煎のコーヒーが自慢のカフェ。コロンと丸い手の平サイズのグルテンフリーのパンは、毎日お店で手ごねして製造している。味は、秋であればカボチャやサツマイモなど季節の食材を取り入れた200種類以上を生み出してきた。自慢のコーヒーはすべて併設するロースタリー(焙煎所)で自家焙煎しており、ブラジルやエチオピアなどコーヒー産地の中でも、エリアや農園を指定したスペシャルティグレードな生豆を使用している。1粒ずつハンドピックし、直火式の焙煎機で強火で短時間に仕上げることで、豆本来の甘みを強く引き出している。パン1個100円(税抜)。


『ぽんでCOFFEE』店舗詳細
ぽんでCOFFEE(ぽんでコーヒー)
住所:東京都 豊島区南池袋3-13-13 村中ビル1F/営業時間:10:00〜21:00/定休日:月(祝の場合は営業)/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩5分
チーズの世界をとことん味わう『CheeseTable池袋店』

チーズフォンデュやラクレットはもちろん、ショートケーキやドリンクなど、バラエティ豊かなチーズ料理が楽しめる専門店。おすすめの濃厚ブリュレチーズの鉄板ボロネーゼ〜タリアテッレ〜1690円は、茹でた平打ち麺のタリアテッレをボロネーゼソースと和えて、オーブンで熱々に温めた鉄板に盛り付けたもの。仕上げには、チーズソースの上にレアチーズのムース、さらにグラニュー糖をかけてバーナーで炙ってブリュレ風にする。チーズのコクとしょっぱさがたまらない。


『CheeseTable池袋店』店舗詳細
CheeseTable池袋店
住所:東京都豊島区南池袋1-26-6 The SH oneビル11F/営業時間:11:45〜22:30(金・土・祝前は〜23:00)※LOは閉店1時間前/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分
池袋東口を代表する名喫茶『タカセ池袋本店 コーヒーラウンジ』

大正9年(1920)にパン屋として池袋に創業し、昭和53年(1978)に現在のタカセビルが建てられた。1階がパン・洋菓子の販売、2階が喫茶室、3階がレストラン、そして9階にコーヒーラウンジ、ビルの裏手に別棟でコーヒーサロンがある。9階のコーヒーラウンジでは、プリンアラモード720円が名物。フルーツソースがかかったアイスクリームと生クリーム、フルーツが満載で、やさしい甘みとカラメルソースの苦味が絶妙だ。タカセオリジナルブレンド550円との相性もよい。


『タカセ池袋本店 コーヒーラウンジ』店舗詳細
タカセ池袋本店 コーヒーラウンジ
住所:東京都豊島区東池袋1-1-4/営業時間:11:00〜19:00LO(土・日・祝は11:00〜20:30LO)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩1分
緑に覆われた南池袋公園の眺望もよい、パンケーキが自慢の『Zuppa』

南池袋公園が目の前に広がる、2022年4月オープンのカフェ。手作りのスープと時間をかけて焼き上げるオリジナルのパンケーキが自慢だ。小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、そしてこだわりの奥久慈産の赤卵を混ぜて作る生地は、コンベクションスチームオーブンに入れてじっくり20分ほど焼く。焼きたての生地はさらりとした甘さで、じわりと染み込んだバターの塩気とメイプルシロップのコクのある甘さが加わると、リッチな味わい。ベーコン、キャベツ、タマネギ、ニンジンと4種の豆を基本に、日替わりでさまざまな野菜が入るというミネストローネと味わえば、甘さとしょっぱさが絶妙なバランスでおいしい。メイプルパンケーキ780円、具沢山ミネストローネ600円。


『Zuppa』店舗詳細
Zuppa
住所:東京都豊島区南池袋2-22-1/営業時間:11:00〜19:00LO/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩4分
小麦がテーマのニューヨークスタイルカフェ『ESPRESSO D WORKS 池袋』

2019年にオープンした商業施設「キュープラザ池袋」2階に出店する、小麦をテーマにしたベーカリー&カフェ。パンの焼き立ての香りが鼻をくすぐる店内には、毎日店内製造する焼き立てパンが並んでいる。世界初の小麦粉と水分の比率が同じという生食パンが看板商品で、甘みが強い「純生」、小麦の自然な香りを楽しむ「プレーン」の2種類がある。こちらはテイクアウトのみなので、朝一の開店を狙って買い求めたい。カフェでは、トリュフの香り高さも食欲をそそるペリグーソースのオムレツランチ1870円と、プレーンパンケーキ1408円を味わいたい。特にプレーンパンケーキは、雪のような雲のようなエスプーマ(泡)の生クリームが、パンケーキと同じボリュームでトッピングされており、フワフワの生地がたまらない。


『ESPRESSO D WORKS 池袋』店舗詳細
ESPRESSO D WORKS 池袋(エスプレッソ ディー ワークス いけぶくろ)
住所:東京都豊島区東池袋1-30-3 キュープラザ池袋2F/営業時間: 11:00〜22:00LO(ランチは11:00〜14:00、ディナーは17:00〜)/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から5分
東口の激戦区で長く愛される純喫茶『珈琲専門館 伯爵 池袋東口店』

明治通り沿い、西武百貨店の並びという一等地にある、昭和57年(1982)創業の喫茶店。真っ赤なベロア調の椅子が配され、シャンデリアが目を引く豪華な内装だが、不思議と落ち着けるのは、統一された色調やゆったりと間隔をあけて座席を配置しているからだろう。喫茶店ではおなじみのメニューが並び、霞町レストランルームの味を再現したもので、角切りの牛肉がゴロッと入った本格的な東京ビーフカレー(ドリンク、サラダ付き)970円や、しっとりと厚みのあるトーストと、シャキシャキ食感の残る各具材のバランスがよいピザトースト(ドリンク付き)850円が人気。


『珈琲専門館 伯爵 池袋東口店』店舗詳細
珈琲専門館 伯爵 池袋東口店(こーひーせんもんかん はくしゃく いけぶくろひがしぐちてん)
住所:東京都豊島区南池袋1-18-23 ルックハイツ池袋B棟 2F/営業時間:8:00~23:00/定休日:無/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩3分
【雑司が谷】
1級建築士が営む、ゆるく休憩できる『yurucafe』

明治通りから一本道を入った商店街にあり、1級建築士でもある店主の中澤宏仁さんが自ら設計したというプレハブ2階建ての店舗がおしゃれ。名物のユルカレー650円は、ココナッツミルクをたっぷりと使い、オリジナルでブレンドした7種類の香辛料を合わせている。弾力がある鶏肉や柔らかに煮込まれた玉ネギがいいアクセントになっており、まろやかな甘みとスパイスのピリリとした辛さと苦さがたまらない。2階では、演奏会や展示会、映画上映会「ゆるいえいがかん」などのイベントを開催している。


『yurucafe』店舗詳細
yurucafe(ゆるかふぇ)
住所:東京都豊島区雑司が谷3-10-6 /営業時間:11:30〜22:00(水は〜16:00)/定休日:不定/アクセス:地下鉄副都心線雑司が谷駅から徒歩5分、都電荒川線鬼子母神前駅から徒歩5分、またはJR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩10分
地中海沿岸諸国の料理専門店『ロケットカフェ』で味わう4種類のミートスパゲッティ

鬼子母神西参道入り口に立つ、地中海沿岸諸国料理専門店。評判の4種から選べるミートソースのスパゲティは、鶏肉で作る「なつかしのミートソース」、鶏と根菜を和風の出汁と味噌、カレーで味付けた「オリエンタルミートソース」、牛肉と豚肉を鶏のブイヨン作る「肉を感じるごろごろ系ミートソース」、「豚肉とレンズ豆の塩ミートソース」から選べる。「豚肉とレンズ豆の塩ミートソース」1221円は、豚肉から出たコクと、タマネギ、ニンジン、セロリなどの野菜から丁寧に取ったブイヨンが混じり合うやさしい味わいのソースと、モチモチのパスタと絶妙に絡み合う。ストレート葡萄ジュース(白)638円との相性も抜群。


『ロケットカフェ』店舗詳細
ロケットカフェ
住所:東京都豊島区目白2-16-20 大黒ビル2A/営業時間:ランチ1部/12:00〜13:15LO、ランチ2部(予約のみ)/14:15〜15:30LO、ディナー/18:30〜23:00(入店21:00まで)
(金・土はディナー/15:00〜23:00・入店21:00まで)/定休日:日・月・不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分、地下鉄副都心線雑司が谷駅から徒歩6分
【要町】
20種類以上もある、かき氷の進化形を試せる『氷連』

2022年6月のオープンのかき氷専門店。不純物を取り除いた良質な水を48時間かけてゆっくりと凍らせた純氷を使用しており、温度管理を徹底することでふわふわの氷が作れるという。メニューには、完熟りんご焼きブリュレ1800円やピスタちご1800円、ブルーベリーチーズパイ1600円など、変わり種が用意されている。中でも攻めたメニューなのが、ふたごのかぼっけ1600円。小さなかぼちゃのコロッケがちょこんと2つのる、ほんのり醤油風味を感じるあまじょっぱさが特徴だ。温かいお茶とホカロンがいつでも使い放題のサービスもある。


『氷連』店舗詳細
氷連(ひょうれん)
住所:東京都豊島区西池袋5-28-3 ノアビル 1F/営業時間:10:00〜19:00(18:30LO)/定休日:不定/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分。地下鉄要町駅から徒歩4分
卵と砂糖にこだわったプリンが絶品の『SUNNY DAYS Pudding Café』

卵や砂糖の種類を変えるなど、工夫を凝らした6種類のプリンが自慢。店内で味わえるのは、レトロプリンと白いプリン各600円の定番2種と、期間限定メニュー1種。自家製カラメルソースをかけて味わうレトロプリンは、濃厚でぷるんとした食感。相模原市産の「昔の味たまご」を使用し、カラメルソースは奄美諸島のきび砂糖で作る。白いプリンは純国産鶏から取れる日野市産「さくらこめたまご」と北海道産のピートグラニュー糖を使う。赤いラズベリーソースの爽やかな甘みを感じる。12時から17時のランチタイムには3種類のランチプレートが人気で、そのうち2種が名物の甘くないフレンチトーストのようなパンペルデュのプレート。サーモンとローストビーフの2種類で、どちらも1100円だ。。


『SUNNY DAYS Pudding Café』店舗詳細
SUNNY DAYS Pudding Café
住所:東京都豊島区池袋2-24-27/営業時間:イートインは11:00〜20:30LO、テイクアウトは11:00〜21:30/定休日:月(祝の場合は営業)/アクセス:JR・私鉄・地下鉄池袋駅から徒歩8分、地下鉄有楽町線・副都心線要町駅から徒歩5分
取材・⽂・撮影=アド・グリーン