多様な作品世界にふれる「未知なる世界と出会う ―英国アール・ブリュット作家の現在(いま)」が6月21日〜8月31日、『東京都渋谷公園通りギャラリー』で開催
さんたつ by 散歩の達人6/16(月)15:00

多様な作品世界にふれる「未知なる世界と出会う ―英国アール・ブリュット作家の現在(いま)」が6月21日〜8月31日、『東京都渋谷公園通りギャラリー』で開催
英国におけるアウトサイダー・アートの多様な作品が集結する展覧会「未知なる世界と出会う ―英国アール・ブリュット作家の現在(いま)」が2025年6月21日(土)〜8月31日(日)、東京都渋谷区の『東京都渋谷公園通りギャラリー』で開催される。 TOP画像=Madge Gill, Untitled, c.1945,Collection of Adam Whitaker. Photo by Laura Hutchinson
レジェンドから日本初紹介作家まで11作家が登場

“アール・ブリュット”とは、1940 年代にフランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱された言葉で、今日では広く専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートのことを指す。
『東京都渋谷公園通りギャラリー』の展覧会シリーズ「アール・ブリュット ゼン&ナウ」は、国内外のアール・ブリュット/アウトサイダー・アートの動向において、長く活動を続ける作家と近年発表の場を広げつつある作家を紹介。その第4弾となる本展では、英国の多世代・多様なアール・ブリュット作品が集結する。
ゲスト・キュレーターに、英国を拠点にアール・ブリュット/アウトサイダー・アート分野のキュレーターやギャラリストとして活躍するジェニファー・ギルバート氏を迎え、幅広い世代の11 名の英国アーティストによる多様な作品世界が紹介される。
展覧会担当者は、「マッジ・ギルをはじめとした英国アール・ブリュット分野のレジェンド作家のほか、日本初紹介となる新進気鋭作家の作品が多数来日。英国人キュレーターがいま注目する幅広い世代のアーティストを一挙に紹介します。白黒の作品とカラフルな作品を集めた印象の異なる2つの展示室のほか、アーティストの撮りおろしインタビュー映像の展示も見どころです」と語る。


2つの部屋が誘う、それぞれの作品世界へ

展示構成は、白黒の作品とカラフルな作品、それぞれ2つの展示室に分けて紹介。白黒の作品が並ぶクラシカルな雰囲気の部屋では、女性がモチーフの作品のほか、優美で有機的な形や線が印象的な作品が展示される。一方カラフルでポップな印象を受ける部屋では、不思議な生き物や、どこか懐かしいカメラなど、多彩なモチーフの作品が並ぶ。異なる印象の部屋が生み出すそれぞれの作品世界から、想像力を掻き立てられそうだ。

6月21日(土)・22日(日)、ゲスト・キュレーターによるイベントが開催
6月21日(土)15時〜16時30分、来日したゲスト・キュレーターのジェニファー・ギルバート氏によるオープニングトーク(日英同時通訳、手話通訳付き)が開催される。ギルバート氏自身が英国でのアール・ブリュット分野の状況やギルバート氏の行う作家支援活動について語る。
6月22日(日)14〜15時、ゲスト・キュレーターのジェニファー・ギルバート氏によるギャラリーツアー(日英逐次通訳、手話通訳付き)が開催される。
また、交流スペースでは展示作家本人が自らを語るインタビュー動画や作家が活動する英国のアート・スタジオがパネルで紹介されるので注目したい。
開催概要
「未知なる世界と出会う ―英国アール・ブリュット作家の現在(いま)」
開催期間:2025年6月21 日(土)〜8月31日(日)
開催時間:11:00〜19:00(入館は閉館30分前まで)※8月15・22・29日の金曜は21:00まで開館
休館日:月 (ただし7月21日・8月11日は開館)・7月22日・8月12日
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1・2、交流スペース(東京都渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館1F)
アクセス:JR・私鉄・地下鉄渋谷駅から徒歩5〜8分
入場料:無料
【問い合わせ先】
公式HP https://inclusion-art.jp/s/unveiled
取材・文=前田真紀 画像提供=東京都渋谷公園通りギャラリー
前田真紀
ライター
『散歩の達人』『JR時刻表』ほか雑誌・Webで旅・グルメ・イベントなどさまざまなテーマで取材・執筆。10年以上住んだ栃木県那須塩原界隈のおいしいものや作家さんなどを紹介するブログ「那須・塩原いいとこ、みっけ」を運営。美術に興味があり、美術評論家で東京藝術大学教授・布施英利氏の「布施アカデミア」受講4年目に突入。











