個性的なラーメン店が数多いJR神田駅周辺。辛シビの刺激的な味噌ラーメンや生姜の風味が際立つラーメン、芳醇な練り醤油がアクセントになるラーメン、旬の魚介類を使ったつけ麺など、斬新ラーメンが目白押し。今まで味わったことのない新しいラーメンを堪能しよう。

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店

唐辛子と山椒が効いた刺激的な味噌ラーメン

角煮のような極厚チャーシューがのった肉増しカラシビ味噌らー麺1150円。トロッとした食感と甘味がたまらない。

山椒と唐辛子を使った味噌ラーメンを提供しようと2009年にオープン。カラシビ味噌らー麺900円は、オリジナル調合の濃厚な味噌を使ったスープに、こだわり唐辛子スパイスと香り豊かな山椒のしびれ油が入る。麺は太さが異なる3種類が入り、バラエティ豊かな食感を堪能できる。唐辛子の辛さ「カラ」と山椒のしびれ「シビ」は抜き・少なめ・普通・増し・鬼増し(150円)があり、個別に調整できる。奥深い辛さとしびれを堪能しよう。

黒の看板に黄金の店名が光り輝く。店頭にある金棒や鬼の面も印象的。 赤鬼と青鬼が描かれたカラシビの看板。少なめから試してみよう。

『カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店』店舗詳細

カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店(からしびみそらーめん きかんぼう かんだほんてん)
住所:東京都千代田区鍛冶町2-10-9/営業時間:11:00〜21:30(日は〜16:00)/定休日:なし/アクセス:JR・地下鉄神田駅から徒歩3分

塩生姜らー麺専門店 MANNISH

食べ進めていくと、体がどんどん熱くなるので汗かきは要注意だ。

外堀通り沿いにある一面ガラス張りでおしゃれな造りのラーメン店。塩生姜らー麺850円には、辛みが少なく、香りが高いことからアロマ生姜とも呼ばれる熊本県産「きな生姜」を使用。スープだけを飲むとかすかな生姜の風味だが、かき混ぜれば、生姜の風味が一層引き立つ。卓上にある生姜酢を加えれば、さらに生姜の風味やおいしさが増す。ほぼ日替わりで登場する限定ラーメンも試してみよう。

旬の素材や使いたい素材などで作る新作ラーメン。訪れる度に新しい味に出合える。 おしゃれなカフェのような店構えだ。

『塩生姜らー麺専門店 MANNISH』店舗詳細

塩生姜らー麺専門店 MANNISH(しおしょうがらーめんせんもんてん まにっしゅ)
住所:東京都千代田区神田司町2-2-8 マガザン神田Ⅱ1F/営業時間:11:00〜21:00/定休日:無/アクセス:地下鉄丸の内線淡路町駅から徒歩4分、またはJR神田駅から徒歩6分

『 』(無銘)

熟成練り醤油らーめんは、並盛(160g)・大盛(240g)とも同一料金。

店名はなく、通称は「無銘」。人気メニューは熟成練り醤油らーめん800円。鶏ベースの塩スープには、ジャガイモが入りまるでポタージュのよう。そのままだとやや薄味だが、毎日作る練り醤油を溶けば、醤油の濃厚なコクと魚貝の風味が広がる。トマトの風味がある辛トマネギや肉肉しいバラチャーシュー、食感がいい茹でキャベツなど、トッピングも秀逸だ。

暖簾に「麺」の一文字だけなので、通り過ぎてしまう人も。 近隣のサラリーマンのほか、カップルや女性1人での利用も多いという。

『 』(無銘)店舗詳細

「 」(無銘)(むめい)
住所:東京都千代田区神田東松下町49-8/営業時間:11:00〜21:00/定休日:日/アクセス:JR神田駅から徒歩5分

鮮魚らーめん 五ノ神水産

「魚を飲んでみませんか?」がコンセプト

銀だら西京味噌つけ麺。麺の上には薬味のほかに麩がのり、見た目も美しい。

「本来は捨てられてしまう食材(副産物)に付加価値を付けてラーメンにする」ということ心がけているという。この店は鮮魚系を前面に押し出したラーメンが人気。身や血合いが付いた銀ダラの骨のほか、焼いた中骨などを長時間煮込んだスープの香りはまさに銀ダラの西京焼き! 飲んでみると、見た目に違わず銀ダラの風味、西京味噌の甘さと優しいコクが広がる濃厚な味わい。銀だら西京味噌つけ麺900円。

カラフルな外観が楽しさを演出している。 旬の魚介類を使ったラーメンが定期的に登場。ご飯の限定メニューもある。

『鮮魚らーめん 五ノ神水産』店舗詳細

鮮魚らーめん 五ノ神水産(せんぎょらーめん ごのかみすいさん)
住所:東京都千代田区神田多町2-9-6 田中ビル別館1F/営業時間:11:00〜15:00・17:00〜21:00/定休日:無/アクセス:JR神田駅・地下鉄丸ノ内線淡路町駅から徒歩3分

取材・文・撮影=速志 淳