山陰両県は18日、大陸からの黄砂が観測され、視界不良となった。松江市内は、午前から遠くの山や建物がもやがかかったように見えた。19日も続く見込み。

 松江、鳥取両地方気象台によると、東アジア大陸からの黄砂が偏西風に流されて飛来。水平方向で見通せる距離「視程」は、午後5時時点で松江、鳥取両市で8キロとなった。

 両地方気象台は、屋外で黄砂の付着が予想されるほか、視程が5キロ未満となった場合は交通への障害が発生するおそれがあるとして注意を呼びかけている。