万博会場でミャクミャクグッズの落とし物相次ぐ 協会も想定外の多さ 中には入れ歯も…
産経ニュース6/12(木)14:30

万博会場内にある「忘れ物センター」。ミャクミャクのぬいぐるみなどが保管されている=大阪市此花区
2025年大阪・関西万博の会場で、ぬいぐるみなど公式キャラクター「ミャクミャク」グッズの忘れ物や落とし物が相次いでいる。多いときには一日に2桁あるが持ち主の特定が難しく、東ゲート近くにある「忘れ物センター」には多くのミャクミャクが身を寄せている。保管期間は3カ月で、2025年日本国際博覧会協会は現在、その後の対応を検討中だ。
同協会によると、5月末現在の拾得物は約3万3200件。内訳は非公開だが、最も多いのはハンカチやタオルで、帽子、傘類、カード類と続き、ミャクミャクグッズは5番目の多さだ。
持ち主に返却できた拾得物は約7千件。忘れ物センターには、段ボールに入った遺失物が日付ごとに棚に並び、中にはベビーカーや車椅子、入れ歯、パスポートまであった。担当者の高橋千晴さん(54)によると、「雨の日は傘に気を取られるためか、落とし物が増える」という。
センターに問い合わせがあれば、スタッフは探している物の特徴や紛失した日時などを確認して返却するが、特にミャクミャクグッズは会場内で販売された同種の物が多く「本人の物と確定するのがかなり難しい」と高橋さん。「持ち物に名前が書かれていれば返しやすいが、まずは落とさないように気をつけてほしい」と話した。
遺失物は、法律に定められた保管期間の3カ月を過ぎれば処分や売却が可能になる。ただこれほど多くのミャクミャク関連グッズの落とし物があるとは同協会としても想定外だと言い、「来場者に一度売った物を再び売却するわけにはいかず、処分もしにくい。対応を検討したい」としている。











