万博「静けさの森」のレジオネラ属菌は5月28日に検出 子供の遊び場も健康被害はなし

産経ニュース6/5(木)16:26

万博「静けさの森」のレジオネラ属菌は5月28日に検出 子供の遊び場も健康被害はなし

大阪・関西万博会場の真ん中に位置する「静けさの森」

大阪・関西万博会場内の海水から指針値以上のレジオネラ属菌が検出された問題で、会場中央部にある「静けさの森」の菌は5月28日に検出されていたことが5日、大阪市保健所への取材で分かった。指針値の最大20倍に当たり、同日時点で体調不良など健康被害の報告はないという。

静けさの森でのレジオネラ属菌検出は、5日に大阪府の吉村洋文知事が公表した。静けさの森は会場の中央部に広がる緑地帯で、大屋根リングと並んで万博のシンボル的な存在。中央の池を囲むように子供が足をつけて遊べる水深の浅い三日月状の「水盤」が3カ所ある。

市保健所によると、新たに菌が見つかったのは3つの水盤のうち、南側の1カ所。5月28日に指針値の最大20倍に当たる菌が検出された。現在は保健所の助言のもと、全ての水盤の水を抜き、底部や循環設備などの洗浄を行うなどの対策をとっている。

会場内では噴水を使った水上ショーが行われている会場南側の「ウォータープラザ」の海水からも指針値の最大20倍に当たる菌が検出され、5、6日のショーが中止になった。保健所職員によると、霧状の水から呼吸器系に菌が入ると、肺炎などの症状を引き起こす可能性があり、「水遊びで多少水を飲んでしまうより、噴水ショーの方が感染リスクが高い」という。

吉村氏は報道陣の取材に「保健所の指導を受けて、きちんと検査をして洗浄など対策をとることが重要だ」と述べた。

関連記事

おすすめ情報

産経ニュースの他の記事も見る

主要なニュース

6/16(月) 17:03更新

生活術の主要なニュースをもっと見る