安房鴨川駅、100年の歩み 外房地域の観光拠点 7月20日に感謝イベント
産経ニュース6/20(金)12:17
JR安房鴨川駅(千葉県鴨川市)が7月11日に開業100周年を迎える。現在、駅周辺には「日本の渚百選」に選ばれサーフスポットとしても人気の前原海水浴場や、総合海洋レジャー施設「鴨川シーワールド」への無料送迎のバス停などがあり、観光の拠点にもなっている。7月20日には開業100周年を記念して感謝イベントが開かれる。
同駅は大正14年、鉄道省北条線(現JR内房線)の駅として開設された。昭和4年には房総線(現JR外房線)が延伸され、同駅を起点として房総半島南部をぐるりと囲む鉄道網が完成。東京方面とのアクセスが大幅に向上し、地域の発展を担ってきた。
昭和45年には鴨川シーワールドが開業。同施設への玄関口として観光客でにぎわい、昭和47年には特急「わかしお」が運行を開始し、現在では東京駅−安房鴨川駅を約2時間で結んでいる。
鴨川市郷土資料館には開業当初の駅舎などの写真が保管されており、三角屋根の立派な駅舎だったことがうかがえる。
外房地域の観光拠点として発展してきた同駅だが、マイカー普及などに伴い駅の利用客は減少傾向にある。観光客の鉄道利用を促そうと、平成25年から令和4年まで鴨川シーワールドと連携して熱帯の魚を展示する高さ2・1メートルの水槽を駅構内に設置するなど、企画に工夫を凝らしてきた。
7月20日に同駅周辺で開催される開業100周年感謝イベントでは、漁師の晴れ着を染める伝統技法「鴨川萬祝(まいわい)染」をモチーフにした重ね押しスタンプラリーやキーホルダーなどの記念グッズ販売、保守点検車両の乗車体験などが行われる。また、有料で小学生限定の運転士用シミュレーター体験も楽しめる(要事前申し込み、8000円)。











