担い手確保へ「紀州林業広め隊」 和歌山県、吉本芸人とNMBアイドルで結成 魅力を発信
産経ニュース6/10(火)18:49

隊員の名刺を受け取る「紀州林業広め隊」のメンバー=和歌山市
和歌山の林業を広くアピールするため、和歌山県は吉本興業所属の芸人やアイドルをメンバーとする「紀州林業広め隊」を結成した。隊員は県内の林業の現場に足を運び、体験した内容を交流サイト(SNS)などで発信する。林業の担い手不足が深刻化する中、県林業振興課は「1人でも多くの人に林業従事者として県に来てもらえるような発信をしていただければ」と期待を寄せている。
県内の林業従事者は昭和35年の約1万3千人から令和2年には約1千人にまで減少。県は林業従事者を増やすため、昨年度から同社の人気お笑いコンビ「見取り図」が出演し林業の魅力を発信する動画を制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。
県庁で行われた記者会見には、同社所属のお笑いコンビの「スマイル」と「わんだーらんど」、アイドルグループ「NMB48」の中川朋香さんらが出席、「紀州林業広め隊」の名刺やヘルメットが贈呈された。隊員は年間を通じてストーリーのある情報を発信する。
県内を拠点に活動する「和歌山県住みます芸人」でもある「わんだーらんど」のまことフィッシングさんは「実家が建材店なので、紀州材を広めていきたい」と抱負を述べた。県出身の中川さんも「生まれ育った地元で、唯一の女性隊員として林業の魅力を発信したい」と意気込みを語った。
会見に出席した南紀森林組合の千井芳孝さんは「現場ごとに地質などが違うので事前に勉強してから訪ねてほしい。林業にはマンパワーが必要なので定住者につながる情報を発信してほしい」と話した。











