都内の特殊詐欺、前年同期から増加 警察官かたる手口で約83億円 警視庁が注意呼びかけ

産経ニュース6/16(月)12:09

都内の特殊詐欺、前年同期から増加 警察官かたる手口で約83億円 警視庁が注意呼びかけ

警視庁

警視庁は16日、東京都内の5月末時点の特殊詐欺の被害状況(暫定値)を公表し、認知件数と被害額がともに前年に比べて増加したと明らかにした。中でも、警察官をかたる詐欺の被害額は約83億4千万円と被害額全体の約65%を占めており、同庁は「話し続けるのではなく、いったん電話を切るように」と注意を促している。

特殊詐欺対策本部によると、今年に入り5月末時点での特殊詐欺被害の認知件数は1808件(前年比529件増)、被害額は約128億4千万円(同約89億2千万円増)だった。警察官をかたる手口も含む「オレオレ詐欺」が、認知件数の6割以上を占め、被害額は約112億8千万円(同約92億1千万円増)だった。警察官をかたる詐欺の被害件数は872件で、約83億4千万円の被害が出た。

一方、未然防止件数は783件で、前年に比べて505件減少。警察官をかたる手口が昨夏に登場して以降、全世代が詐欺の標的となり、ATMなどで振り込むのではなくインターネットバンキングで振り込むことが増えたことから、コンビニや金融機関など第三者も被害に気付けないことが背景にあるとみられるという。警視庁は「電話を切り、最寄りの警察署に相談を」と呼びかけている。

SNS型投資詐欺とロマンス詐欺の認知件数は、前年比112件増の420件だったが、被害額は約9億5千万円減の約60億2千万円だった。

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