自民党の小林鷹之前経済安全保障担当相は４日のニッポン放送番組に出演し、派閥パーティー収入不記載事件が招いた政治不信を念頭に「党に対する風当たりは、それぞれの議員が地元で、肌で感じている。自民の将来に対して、非常に強い危機感を持っている議員は多い」と述べた。

９月の党総裁選をめぐっては、自民の中堅・若手を中心に小林氏の出馬を期待する声が強まっている。小林氏は総裁選に関して「国民からの（自民への）信頼が低下している。それぞれが意識を高く考えていると思う」と述べるにとどめた。