ボクシング村田諒太「準備100%」 2度目防衛戦へ

 世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチ(日本時間21日、米ネバダ州ラスベガス)で2度目の防衛戦に臨む王者の村田諒太(帝拳)が11日、東京都内の所属ジムで練習を公開した。挑戦者で同級3位のロブ・ブラント(米国)との対戦を想定したスパーリングなどで調整し、「100%の準備はできている」と自信をみなぎらせた。

 村田は2回のスパーリングのほか、トレーナーを相手にしたミット打ちやサンドバッグ打ち、縄跳びなどで約1時間、体を動かした。2度目の防衛戦で、「慣れてきたこともあって落ち着いている。大事な試合だからこそ、舞い上がらずいつも通りに戦いたい」と平常心をキーポイントに挙げた。

 WBAは村田に対してブラントを指名挑戦者に対戦を指令し、ブラント陣営が興行権を落札した。村田陣営はミドル級最強を目指す村田の評価を高めるのにブラントの名声、力量が物足りないなどと判断。タイトル剥奪も覚悟で対戦に難色を示したが、条件面で歩み寄って試合開催を受け入れた経緯がある。

 村田を取り巻く状況は激しく動いている。村田が標的にしていたWBAスーパー、世界ボクシング評議会(WBC)の2団体統一王者だったゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が、9月に元2階級王者のサウル・アルバレス(メキシコ)に判定で敗れてベルトを失った。

 ミドル級最強と目されてきたゴロフキンに力量に見合った興行価値がないことから、世界的な知名度を欠く村田でも統一戦は実現可能とみられていた。

 しかし、村田の新たな標的となったアルバレスは北米を中心に人気があって興行価値は高く、村田が対戦相手として認めてもらうのは容易ではない。さらにアルバレスは3階級制覇を目指して階級を上げ、12月にWBAスーパーミドル級王者のロッキー・フィールディング(英国)に挑戦する予定となっている。

 村田の今後は流動的で、米国で行われるブラント戦は勝利に加え、内容でもアピールしたい大事なリングとなる。帝拳ジムの浜田剛史代表は「海外、アメリカ、ラスベガスで『村田、ここにあり』というところをみせないといけない。勝つだけではなく、KOで名前を知らしめてほしい」とハッパをかけていた。


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