【春高バレー】金蘭会が決勝へ ライバルの敗戦引きずらず

 バレーボールの全日本高校選手権第4日は12日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで準決勝が行われ、2連覇が懸かる金蘭会(大阪)は八王子実践(東京)を3−0で圧倒した。13日の決勝は、男子が清風(大阪)−洛南(京都)、女子は東九州龍谷(大分)−金蘭会の顔合わせとなった。

 安定したレシーブでつなぎ、相手の2枚ブロックを打ち抜いた。ストレート勝ちして2大会連続で決勝に駒を進めた金蘭会。主将の中川つかさ(3年)は「焦らず、集中してバレーができた」とうなずいた。

 チームを牽引(けんいん)したのが、西川有喜(3年)と宮部愛芽世(あめぜ)=2年=の2枚エースだ。第1セットから宮部のサービスエースや強烈なスパイクで主導権を握り、簡単に2セットを連取。最終セットは3度のジュースにもつれ込む接戦となったが、最後は西川有が鋭い一撃をたたき込んだ。

 複雑な思いを持って臨んだ準決勝だった。優勝候補だった下北沢成徳が、金蘭会の試合直前に敗戦。下北沢成徳には全国高校総体、国体のいずれも決勝で敗れており、チームは「打倒成徳」を掲げてきた。それだけにショックが走った。

 互いが強く意識し合うライバルである一方、普段はチーム同士で交流する親しい間柄でもある。敗戦後の下北沢成徳の選手からは「頑張れ」と声を掛けられたといい、曽我啓菜(はるな)=3年=は「泣いている姿を見て苦しい気持ちになったけど、元気をもらった」。宮部は「成徳の思いを背負った」とライバルから託された言葉を力に変えた。

 決勝は前回大会と同じ東九州龍谷とのカード。2連覇へ向け、池条義則監督が「欲張るといいことはない」と引き締めれば、中川は「目の前の一球一球をしっかりやれば日本一につながる」と決意を込めた。(吉原知也)


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