タレント、ビートたけし(77)が30日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)で駆け出し時代の住宅事情を明かした。

番組では物価高騰の影響で人気が集中している都内の格安物件の実態を特集。築74年や間取りが三角形など訳あり格安物件が紹介され、なぜ格安物件が人気なのかなどが解説された。

たけしは「住むところ、広いとか狭いとか気にしないから(格安物件も)いいなって思うよね。俺、フランス座の楽屋に5年ぐらいいたもん。泊り賃はタダでしょ。食事は踊り子さんがおごってくれるから」とかつて、浅草フランス座演芸場東洋館で寝泊まりしていたことを回顧。

さらに「それから最初に借りたのが浅草の松倉荘ってところで、そこが三畳一間で6000円だったかな。トイレは共同、風呂は根岸の方の風呂屋まで行って、冬は寒くてこたつをつけたまま布団を敷いて寝るんだけど、頭は冷たくて足は汗かくの。頭寒足熱で、それでもみんな生きてたんだね」と当時を懐かしんでいた。