MLB 待ってた!二刀流 大谷翔平が663日ぶり投手! パドレス戦1、2イニング予定 ロバーツ監督「準備は整った…時が来た」
サンケイスポーツ6/17(火)0:41

試合前にキャッチボールをこなしたドジャース・大谷翔平(撮影・横山尚杜)
【ロサンゼルス15日(日本時間16日)=横山尚杜】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(同17日午前11時10分開始)のパドレス戦に先発し、投手として電撃復帰することが決まった。球団がジャイアンツ戦後に発表した。2023年9月に2度目の右肘靱帯(じんたい)再建手術を受けた大谷のメジャーでの登板は同年8月23日のレッズ戦以来663日ぶりで、1、2回を投げる見通し。これまで7月15日(同16日)のオールスター戦後の復帰が見込まれていたが、大谷の意向もあり大幅な前倒しとなった。2季ぶりに投打の二刀流が復活する。
急転直下で復帰戦のマウンドが決まった。二刀流の大谷が帰ってくる。ドジャースはジャイアンツ戦後、大谷が16日(日本時間17日)に本拠地ドジャースタジアムで行われるパドレス戦に先発すると発表。メジャーでの登板はエンゼルスに所属していた2023年8月23日以来663日ぶりで、2度目の右肘靱帯再建手術から復帰を果たす。
「(投打を)2つ同時にやっていくのが通常のスタイル。前回の登板も強度的には問題なかったですし、十分に試合に投げられるレベルには近づいている」
15日の試合後にこう語っていた大谷。当初、7月15日のオールスター戦以降の復帰を見込んでいたが、ロバーツ監督は試合後に「ライブBP(実戦形式の打撃練習)はもうやり切った。おそらく1イニングから始めることになる。デビューする準備は整った」と復帰の大幅な前倒しを明言。その10分後に先発日が電撃発表された。
実戦形式の練習に再び投げる計画もあった。球団は一貫して慎重姿勢を崩さなかったが、大谷の意見が軟化させる大きな要因となった。指揮官は「必ずしも典型的な先発投手としての調整過程を踏む必要がないという点が決断の理由。彼は(復帰に)自信を持っており、時が来たと思った」と語った。
ロバーツ監督によると、大谷は『ライブBP登板+打者出場』と『投打同時出場』の一日のスケジュールでは、前者の方が体に負荷がかかるとし、その負荷分を、投打同時出場の試合で軽減したいと自ら伝えたという。
ロバーツ監督は10日に3回を想定して44球を投じたライブBP後、パドレス戦に出場した一日の流れについて、「ダブルヘッダーに近い負荷がかかっている」と説明。「われわれは翔平の声にしっかり耳を傾けようとしている。彼は唯一の(二刀流)経験者でもある」と、投打別々の〝出場〟ではなく、同時出場が調整とコンディション維持の面で最良であると判断された。
先発陣の離脱者続出も、大幅な前倒しの要因となった。ド軍はスネル、グラスノー、佐々木、ゴンソリンの先発4枚を故障で欠き、現状の先発ローテーションは山本とメイ、けがから復帰間もない37歳のカーショーだけ。救援陣は登板過多で、喫緊で解決される見通しは立っていない。大谷は二刀流登録のため13人の投手枠を使わずに起用することが可能。1イニングの消化でも投手陣の負担を減らすことができる。
試合前、指揮官は「彼が何かを与えてくれるなら全てがプラスになる。1、2回でも先発で投げてくれれば、それだけでチームにとって価値がある」と期待していた。
同じナ・リーグ西地区のライバル、パドレスの打線にはタティス、アラエス、マチャドら強打者が顔をそろえる。16日は、一回から救援投手でつないでいくオープナーを採用し、球数やイニング数に制限のある大谷は1、2回を投げる見込み。2度目の大手術を乗り越え、カムバックのマウンド。ドジャースへの移籍後初登板を迎え、再び歴史の一ぺージがめくられる。











