ジャイアンツ7−14ドジャース=タイブレーク延長十一回(29日、サンフランシスコ)ドジャースの大谷翔平投手(29)はジャイアンツ戦に「1番・DH」で出場し、三回に2試合ぶりの本塁打となる26号ソロを放ち、4打数1安打1打点だった。高々と舞い上がった打球に米実況は「摩天楼のようだ(スカイスクレイピング)」と絶叫。最近12試合で9本塁打となり、シーズン50本塁打ペースとなった。

大谷の打球はバックスクリーン下のネットで弾み、ジャイアンツ側のブルペンに落ちた。バックスクリーン下のエリアはファンの飲食スペースになっており、大谷のホームランボールをゲットしようと多くの人が集結。ジャイアンツファンが警備スタッフに「ボールがほしい」と交渉したが「私には権限がないからどうしようもできない」。ファンの1人は「残念だよ」と肩を落とした。