阪神・湯浅京己が抹消…6連敗虎にさらなる試練 17日先発の才木浩人、リリーフの負担減へ「余裕があれば〝自己申告〟してでも」
サンケイスポーツ6/17(火)5:00

甲子園でロッテ戦に向けて調整する才木。チームの危機を救う(撮影・中井誠)
虎に衝撃−。阪神・湯浅京己投手(25)が16日、出場選手登録を外れた。再調整とみられる。17日のロッテ戦(甲子園)に先発する才木浩人投手(26)は甲子園での投手指名練習で汗を流した後「ゼロを重ねることが一番大事」と決意。2位DeNAと2・5ゲーム差の首位だが、リリーフの負担を減らすべく、志願して長いイニングを投げると誓った。
石井に続き、湯浅まで…。阪神のブルペンに衝撃が走った。15日の楽天戦で延長十二回にサヨナラ打を浴びた湯浅の出場選手登録が抹消された。17日のロッテ戦で先発し、チームの連敗を6で止めることを期待される才木は甲子園での練習後、決意表明した。
「ゼロでいけば負けることはない」
湯浅は昨年8月に国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」の手術を受け、4月末に1軍復帰。同29日の中日戦(バンテリンドーム)から17試合連続無失点と好投した。
石井が今月6日のオリックス戦(甲子園)で頭部に打球を受けて離脱してから、湯浅は勝ちパターンで投げる機会が多く、11日の西武戦(ベルーナ)では2点リードの九回に登板もピンチを招き、代わった岩崎がサヨナラ打も許し、湯浅は今季初失点&初黒星。2敗目を喫した15日はイニングまたぎだった。
リリーフ陣の負担を減らすべく才木は誓った。
「今年は100球前後での交代が多いので。余裕があれば〝自己申告〟をしてでもイニングを投げたい」
10日の西武戦は6回94球を投げて無失点で降板。首脳陣からの交代指令にも「『おいっす』みたいな感じで代わった」。チームのため、そしてブルペン陣のためにも「(6連戦の)カード頭ですし、やっぱり(最低)七回まではいきたい」とうなずいた。
チームは敵地で西武、楽天に1勝もできず、試合後、宿舎に帰るバスまで重苦しいムードに包まれた。才木は「言うても首位でしょ。負けたらネガティブな感じになりがちですけど首位だし。別に堂々としていればいいかな、と思う」と自身を鼓舞。ロッテには2023年から2年連続で完封勝利を挙げており、交流戦も23年から8戦6勝負けなし。5月20日の巨人戦(甲子園)から29回⅓連続で無失点だ。
「先発としてチームが勝てるように、ゼロを重ねることが一番大事。そこだけはしっかりとやれたら」
V奪回への正念場。勝利の瞬間をマウンドで迎えることが、交流戦無双男に課せられた任務だ。(三木建次)
■データBOX
◉…過去の交流戦で防御率0・00をマークしたのは、2015年の阪神・メッセンジャー、22年の阪神・青柳、日本ハム・加藤貴、23年の才木、中日・高橋宏、24年の広島・大瀬良の6人。才木は今季も0・00を継続しており、複数年での防御率0・00となれば史上初
◉…阪神の救援防御率は石井が離脱した6月7日を境に下落している。開幕から同6日までは1・69(181回で自責34)だったが、離脱後の同7日以降は4・05(26回⅔で自責12)










