G戦士の鼓動 リーグ記録塗り替えたミスターゼロ〝師匠〟山崎伊織の活躍が「すごく刺激に」 巨人・園田純規、3軍からの挑戦
サンケイスポーツ6/16(月)11:00

2025年01月07日、ジャイアンツ球場で自主トレに臨む(左から)巨人・山崎伊織、赤星優志、園田純規(撮影・萩原悠久人)
巨人のファームで研鑽(けんさん)を積む選手を中心にクローズアップするウェブ連載「G戦士の鼓動」(随時掲載)。それぞれの奮闘記を描く。第20回は福岡工大城東高から昨季、育成ドラフト5位で入団した2年目右腕の園田純規(あつき)投手(19)。
スコアボードに「0」を並べ続ける19番の背中をテレビ越しに見つめ、心を燃やした。
「すごく刺激になっています。もう、会うたびに言っています。練習を一緒にやらせていただいて、分かったことがいっぱいあった。(赤星)優志さんもずっと良い成績を残していますし、自分も頑張らないとって」
今季、巨人の山崎伊織投手(26)が開幕から36イニング連続無失点投球を見せ、セ・リーグ記録を塗り替えた。赤星優志投手(25)も安定した投球で先発ローテーションを支える。そんな2人と昨オフ、川崎市のジャイアンツ球場で一緒に自主トレーニングを行ったのが園田だった。
志願して弟子入りした山崎から、多くのことを学んだ。一つは山崎も菅野(現オリオールズ)から教わったというキャッチボールでの意識。相手の左側、すなわち右打者のアウトローを意識して投げる。
「自分は最初は右側を意識して投げていた。伊織さんも最初はそっちだったけど、菅野さんに言われて左側を意識して投げる、というのをやっていていると言っていたので、自分もそれは意識してやっています」
トレーニング面においても、ランニングが朝一番と昼食前の2度のプログラムが組まれ、ウエートトレーニングとは別に投球につながる体幹トレーニングを多く取り入れていた。シーズン中も自分のコンディションに合わせ、その経験を生かしたメニューを組んでトレーニングを行っている。
今春キャンプは3軍スタートだったが、1、2軍の紅白戦に参加し1イニングを投げた。3安打2失点を喫したが「思うような結果ではなかったけど、そこで相手打者のレベル、今季の課題を感じた」と成長のきっかけにした。
現在も、投手練習などで山崎がジャイアンツ球場を訪れた際には積極的に話を聞きに行っている。
「打者によって同じ球種でも使い方を変えたり、試合を見ていても(その工夫が)見えるので、どうやっているんですか? ってずっと伊織さんに聞いています。会える機会は少ないので、ロッカーで会ったときに自分から話すようにしています」
3軍で奮闘する日々の中でも、意識高くマウンドに上がっている。「まず3軍でしっかり結果を残すことは大事ですけど、投球の内容にしっかりこだわりたい。球速も、防御率も。3軍は抑えた、抑えない、じゃなくて内容だと思う。去年からそれを意識してこだわってやっていた部分ではあったので、そこは継続して、2軍で呼ばれたときにすぐいけるような準備を余すことなくしっかりやる。それが自分の今やるべきことだと思う」と平均球速147―8キロを目標に掲げる。
背番号は「019」。0の取れた番号を背負い、1軍の舞台で0を重ねる憧れの先輩右腕の姿を目に焼き付け、同じマウンドに上がる日を目指して牙を研ぐ。(浜浦日向)











