阪神、2006年以来19年ぶり連続逆転負け 連敗ストッパー村上頌樹でも止められず「投げ切れなかった」
サンケイスポーツ6/14(土)5:00

四回、渡辺佳に右前打を許す村上。6回3失点でチームの連敗を止められなかった(撮影・松永渉平)
(日本生命セ・パ交流戦、楽天 3−2 阪神、1回戦、楽天1勝、13日、楽天モバ) 阪神は楽天戦に2−3で敗れ、今季2度目の4連敗。4戦連続逆転負けは2006年以来、19年ぶりとなった。先発した村上頌樹投手(26)が6回3失点で今季2敗目。両リーグトップの7勝を挙げているエースでも、負の連鎖を止められなかった。森下翔太外野手(24)は3試合連続の先制打を放ったが、九回の一打逆転の絶好機で凡退した。
エースでも連敗を止めれなかった。頼みの村上が6回115球の粘投も、チームは2006年以来、19年ぶりの4試合連続逆転負け。両リーグトップ7勝の右腕は、四回に四球から崩れての3失点に悔しさをにじませた。
「先頭の四球じゃないですか。1点差、同点で踏みとどまることができず、一気に逆転のイニングを作ってしまった」
2−0で迎えた四回。先頭の浅村への四球から暗転した。1死一塁から渡辺佳、D1位・宗山(明大)に連打を浴び、満塁。ここで辰己の左邪犠飛で1点を奪われ、なおも2死二、三塁のピンチ。続く武藤に低めのツーシームを右翼線にはじき返され、2者が生還して逆転を許した。
前日12日まで敵地で西武相手に3連敗。一夜明けて、午前中の新幹線で仙台に移動した虎ナインの合言葉は「連敗ストップ」だった。当然、村上への周囲の期待も大きかった。今季、チームが3連敗(引き分けを挟む)で臨んだ4月4日の巨人戦(東京ドーム)は7回1失点。4連敗中だった5月2日のヤクルト戦(甲子園)は完封勝利するなど、4度も連敗を止めてきていたが、そんな村上でも負の連鎖を断ち切れなかった。
藤川監督は村上について、持ち味は出ていたか問われ「そう思いますね。すべては展開ですから」とかばい、4試合連続逆転負けには「早く断ち切らないといけないのかなと思います。自分自身はまったく継続していないんですけど、何とか、選手たちに、早く断ち切れるようにしなければ」と素直な思いを口にした。
「自分は自分の試合だったので。そこで投げ切れなかった」
村上は改めて悔しさを表した。ただ、4連敗も交流戦の後半戦は始まったばかり。球団史上初の交流戦Vも可能性がある。ペナント争いでも2位DeNAも前日から連敗。ゲーム差は「2・5」と変わらなかったことが救いだ。まずはチームの連敗を止めることが大事。そこから藤川虎の再進撃が始まる。(三木建次)











